7歳からピアノ。13歳から打楽器。他にもテナーサックスや沖縄三線、合唱に挑戦し幅広く取り組む。現在は飲食店での接客調理、WEBライターや打楽器指導を行っている。 尚美ミュージックカレッジ専門学校打楽器専攻卒業。大阪芸術大学通信教育部音楽学科卒業。中学校・高等学校教諭一種免許(音楽)取得。
目次
- 【モーツァルトのピアノ曲】難易度一覧表◎
- 難易度別に解説!モーツァルトのピアノ曲21選
- 【初級編】アレグロ 変ロ長調 K.3
- 【初級編】メヌエット ヘ長調K.2
- 【初級編】トルコ行進曲
- 【中級編】ピアノソナタ第16番ハ長調K.545 第1楽章
- 【中級編】アヴェ・ヴェルム・コルプス
- 【中級編】アレグロト短調K.312
- 【中級編】ピアノソナタ第12番変ロ長調K.332 第1楽章
- 【中級編】幻想曲ニ短調K.397
- 【中級編】ピアノソナタ第1番ハ長調 第1楽章 K.279
- 【中級編】ロンド ニ長調K.485
- 【中級編】「フィガロの結婚」より序曲
- 【中級編】アイネ・クライネ・ナハトムジーク第1楽章
- 【上級編】きらきら星変奏曲
- 【上級編】デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲ニ長調K.573
- 【上級編】ピアノソナタ第15(18)番 ヘ長調第1楽章 K.533/494
- 【上級編】ピアノソナタ第18番 ニ長調第1楽章 K.576
- 【上級編】ピアノソナタ第17(16)番 変ロ長調第1楽章 K.570
- 【上級編】ピアノソナタ第8番イ短調 第1楽章 K.310
- 【上級編】ピアノソナタ第3番 変ロ長調 K.281
- 【上級編】ピアノソナタ第9番 K.311
- 【発表会におすすめ!】モーツァルトのピアノ曲3選
- まとめ
「モーツァルトのピアノ曲を弾きたい!」
「自分のレベルに適した、モーツァルトのピアノ曲はどれだろう…」
モーツァルトのピアノ曲に挑戦してみたいと思いつつ、自分のレベルに適した曲がわからない人が多いのではないでしょうか。
この記事では音大卒業経験をもつ筆者が、自分のレベルに適したモーツァルトのピアノ曲を知りたい人に向けて、難易度別に楽曲解説をしています。
- 【モーツァルトのピアノ曲】難易度一覧表◎
- 難易度別に解説!モーツァルトのピアノ曲21選
- 【発表会におすすめ!】モーツァルトのピアノ曲3選
モーツァルトの楽曲の難易度がわかると、自分のレベルと照らし合わせて、どの楽曲に挑戦するか決められるでしょう。
【モーツァルトのピアノ曲】難易度一覧表◎
ここではモーツァルトのピアノ曲を難易度別で表にまとめました。
難易度を見て、自分のレベルに合うピアノ曲を選びましょう。
初級難易度1 | アレグロ 変ロ長調 K.3 メヌエット ヘ長調K.2 |
初級難易度2 | メヌエット ディヴェルティメント第17番K.334/320b トルコ行進曲 |
中級難易度3 | ピアノソナタ第16番ハ長調第1楽章K.545 アヴェ・ヴェルム・コルプス アレグロト短調K.312 ピアノソナタ第12番変ロ長調 K. 332 幻想曲ニ短調K.397 |
中級難易度4 | ピアノソナタ第1番ハ長調 第1楽章 K.279 ロンド ニ長調K.485 「フィガロの結婚」より序曲 アイネ・クライネ・ナハトムジーク第1楽章 |
上級難易度5 | きらきら星変奏曲 デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲ニ長調K.573 ピアノソナタ第15(18)番 ヘ長調第1楽章 K.533/494 ピアノソナタ第18番 ニ長調第1楽章 K.576 ピアノソナタ第17(16)番 変ロ長調第1楽章 K.570 ピアノソナタ第8番イ短調 第1楽章 K.310 |
上級難易度6 | ピアノソナタ第3番 変ロ長調 K.281 ピアノソナタ第9番 K.311 |
難易度別に解説!モーツァルトのピアノ曲21選
モーツァルトが作曲した曲は膨大な数があります。
ここではモーツァルトのピアノ曲を21曲選んで、演奏のコツや注意点などを解説しています。
難易度別に解説されたモーツァルトのピアノ曲を読むと、どのような楽曲で、自分が挑戦できるレベルか見当がつくでしょう。
【初級編】アレグロ 変ロ長調 K.3
初級難易度1
アレグロ 変ロ長調 K.3は、モーツァルトが5〜6歳頃に作曲した曲です。
一見単純な曲に聴こえますが、コンクールの課題にもなる曲です。
4分の2拍子で、軽やかで可愛らしい曲調になっています。
演奏のコツと注意点
- アレグロと聞いて急いで演奏するとリズムが崩れるので、ゆっくりのテンポで安定して弾けるようになったら、徐々にテンポを上げる
- 指をしっかりコントロールし、音符と休符の区別を明確にする
- 手首の柔軟性を保ちながら弾く
- 右手と左手の動きを独立させ、均等に弾けるようにする
- 強弱をはっきりとさせ、表現力を大切に演奏する
【初級編】メヌエット ヘ長調K.2
初級難易度1
メヌエット ヘ長調K.2は、モーツァルトが5〜6歳頃に作曲した曲です。
典型的な舞曲形式で、3拍子のリズムが特徴的です。
筆者はピアノを始めたころに弾いた経験があります。
複雑なリズムはないので、ピアノ初心者におすすめの楽曲といえるでしょう。
演奏のコツと注意点
- 3拍子を感じながら演奏する
- 右手と左手の独立性を高め、メロディが浮かび上がるようにする
- 舞曲なので、力まず軽やかに弾く
- 明るく陽気な表現を意識して弾く
【初級編】メヌエット ディヴェルティメント第17番K.334/320bより
初級難易度2
メヌエット ディヴェルティメント第17番K.334/320bは、モーツァルトとサリエリが共同で作曲した音楽劇「ティトゥスの慈悲」のために書かれたメヌエットです。
演奏のコツと注意点
- 楽曲内で強弱の変化があるため、強弱記号の指示に従って表現力豊かに演奏する
- メヌエットは優雅で流れるようなフレージングを意識する
- 特徴的な軽快なリズムは、舞曲の動きを感じさせるように演奏する
- 16分休符を意識しすぎると、テンポがブレてしまうので注意
【初級編】トルコ行進曲
初級難易度2
モーツァルトの「トルコ行進曲」はピアノソナタK.331の最終楽章です。
トルコ行進曲はロンド形式(A-B-C-B-A-B-コーダ)で構成されています。
左手は大太鼓やシンバルなどの打楽器をイメージさせるリズムで、右手はアラブを感じさせるメロディーになっています。
演奏のコツと注意点
- リズムを正確さが重要
- 曲全体で一貫したテンポを保つ
- 活気と躍動感を表現する
- 速いパッセージやトリルでは、手首の力を抜くのが重要
- トリルだけを部分練習して、素早く正確に演奏できるようにする
【中級編】ピアノソナタ第16番ハ長調K.545 第1楽章
中級難易度3
ピアノソナタ第16番ハ長調K.545第1楽章は、初心者向けの曲として有名です。
楽曲全体はソナタ形式で、3楽章から構成されています。
演奏のコツと注意点
- 明るく、疾走感をもって弾く
- 力強さを持ちながら、軽やかに弾く
- 適切なテンポで一定に保つことが大事
- ダイナミクスの変化が多いので、音の強弱を使って表現力豊かに演奏する
【中級編】アヴェ・ヴェルム・コルプス
中級難易度3
アヴェ・ヴェルム・コルプスはモーツァルトが晩年に作曲し、元々は宗教音楽の合唱曲として作曲された楽曲です。
曲全体が優しい光が天へ導いていくような静かで美しい特徴をもっています。
クリスマスシーズンにピアノや合唱で演奏されることが多いです。
演奏のコツと注意点
- 静かで神聖な雰囲気を表現する
- メロディは感情を込めて、歌うように弾く(讃美歌をイメージするとよい)
- 安定したテンポをキープする
- 和声進行を理解し、それに応じた表現をする
- ダイナミクスの繊細な変化を捉え、音の強弱を自然に表現する
【中級編】アレグロト短調K.312
中級難易度3
アレグロト短調K.312は、速いテンポで難易度が高い部分が所々見られる曲です。
情熱的で力強い表現が求められます。
演奏のコツと注意点
- リズムとテンポの安定性が重要なため、メトロノームに合わせた練習をする
- 力強いフォルティッシモと静かなピアニッシモの対比を明確に表現する
- アルペジオの滑らかさが重要
- フレーズごとのつながりを意識する
【中級編】ピアノソナタ第12番変ロ長調K.332 第1楽章
中級難易度3
ピアノソナタ第12番変ロ長調 K. 332は、魅力的かつ技巧的な楽曲です。
楽曲全体はソナタ形式で、3楽章から構成されています。
演奏のコツと注意点
- 速いパッセージではリズムの正確性とテンポの安定性が大事
- 右手と左手が対話をしているように弾くと、楽曲に深みが出る
- 各楽章の違いを強調して演奏すると、楽曲全体の構成がはっきりする
- 第2楽章は指使いやタッチを柔らかく、歌うように弾く
【中級編】幻想曲ニ短調K.397
中級難易度3~4
幻想曲ニ短調K.397は、哀愁に満ちた美しい曲調です。
しかし、曲が作られた経緯や作曲年は諸説あり、謎に包まれている曲です。
一見簡単に弾けそうに見えますが、非常に表現力が求められます。
演奏のコツと注意点
- 感情豊かに、メロディーを際立たせる
- 力強い部分と静かな部分の対比に注意する
- 速いパッセージやリズミカルな部分は、部分練習が重要
- アルペッジョでは指の動きを繊細にコントロールする
- フレージングを意識する
【中級編】ピアノソナタ第1番ハ長調 第1楽章 K.279
中級難易度4
ピアノソナタ第1番ハ長調K.279は、モーツァルトが生涯に作曲したピアノソナタの1番目の曲です。
3楽章から構成されていて、第1楽章のハ長調の主題は明るく軽やかな特徴をもっています。
演奏のコツと注意点
- ダイナミクスや表現力の微妙な変化を捉え、表現力を豊かに弾く
- 対位法のような要素があるので、各音を明確に分離して弾く
- 明るく軽やかに弾く
- 主題が出てくるたびに、優雅な表現を心がける
【中級編】ロンド ニ長調K.485
中級難易度4
ロンド ニ長調K.485はモーツァルトが晩年に作曲した作品の1つです。
ロンド形式(A-B-C-B-A-B-コーダ)で構成されています。
遊び心がある、明るく軽快な曲調です。
演奏のコツと注意点
- 明るく軽快なテンポを保つ
- メロディやフレーズごとに適切なダイナミクスを入れる
- メロディを歌いこなす
- フレーズごとのつながりを意識して、流れるように演奏する
- 装飾音で流れが止まらないように注意する
【中級編】「フィガロの結婚」より序曲
中級難易度4
「フィガロの結婚」より序曲は、モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」の冒頭に出てくる楽曲です。
「フィガロの結婚」はモーツァルトがオペラの中で、最も成功を収めたオペラ作品の一つといわれています。
元々はオーケストラが演奏する管弦楽曲なので、ピアノ楽譜にも管楽器のような音の重なりが出てきます。
演奏のコツと注意点
- 原曲がオーケストラの曲なので、指使いをよく考える必要がある
- オーケストラの楽器をイメージしながら弾く
- ダイナミクスやフレージングを理解して、表現力豊かに弾く
- 和音が多く、腕や手首に力が入りやすいので注意が必要
- ゆっくりのテンポから始め、確実に弾けるようにしてからテンポを上げる
【中級編】アイネ・クライネ・ナハトムジーク第1楽章
中級難易度4
アイネ・クライネ・ナハトムジークは、モーツァルトが作曲したセレナードの1つで、なかでも第1楽章は有名です。
テレビやCMで取り上げられるので、聞き馴染みのある人が多いと思います。
第1楽章は軽やかで、優雅な雰囲気をもつ楽章です。
演奏のコツと注意点
- 繊細で素早いフレーズを正確に弾けるようにする
- 指使いやフレージングを工夫し、メロディは歌うように弾く
- 軽やかなタッチで引く
- ダイナミクスは、はっきりと変化をつける
- 左手の親指と小指を交互に弾く箇所は、力まないように注意する
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【上級編】きらきら星変奏曲
上級難易度5
きらきら星変奏曲は諸説ありますが、フランスの歌「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」をモーツァルトがピアノ用に編曲したといわれています。
後に、さまざまな経緯があり、きらきら星変奏曲と呼ばれるようになりました。
きらきら星変奏曲は、主題と主題をさまざまなパターンに変えた12の変奏からなる楽曲です。
演奏のコツと注意点
- ベースの「きらきら星」のメロディをしっかり理解する
- Ⅱなどでは速いパッセージでは力まず、軽やかに弾く
- 音符ごとのアクセントやつながり方を見て、タッチの変化を意識する
- 各変奏でテンポやリズムが異なるため、変化にしっかりと対応する
【上級編】デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲ニ長調K.573
上級難易度5
デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲ニ長調K.573は、モーツァルトがドイツのポツダムでデュポールに出会ったのがきっかけです。
デュポールのメヌエットに基づいて作曲されたといわれています。
メヌエットのテーマ性を引き継ぎつつ、各変奏ごとにモーツァルトの功みなアイデアが現れる変奏曲です。
演奏のコツと注意点
- メヌエットの主題を理解し、変奏ごとの旋律やリズムを強調する
- 各変奏の変化にしっかり対応する
- 各声部の動きをはっきり、バランスを考えて弾く
- 変奏ごとに音色の工夫をし、感情豊かに弾く
- 各変奏において、安定したテンポで弾く
【上級編】ピアノソナタ第15(18)番 ヘ長調第1楽章 K.533/494
上級難易度5
ピアノソナタ第15(18)番 ヘ長調第1楽章 K.533/494は、3つの楽章からなるソナタの1つです。
第1楽章はアレグロで、躍動感溢れる主題が提示されます。
声部同士が対話のようなかたちになっているのが特徴的です。
演奏のコツと注意点
- 主題や旋律は歌うように弾く
- ダイナミクスの変化に注意する
- 対位法のような要素が多いため、各声部の独立性を保ちつつ、全体通じてまとまりのある演奏をする
- 速いテンポを保って弾く
- 適切な場面で装飾を加えると、より魅力的な演奏になる
【上級編】ピアノソナタ第18番 ニ長調第1楽章 K.576
上級難易度5
ピアノソナタ第18番 ニ長調第1楽章 K.576は、モーツァルトが最後に作曲したピアノソナタといわれています。
3つの楽章から構成され、第1楽章はアレグロで、明るく軽快な曲調が特徴です。
また、美しい旋律が多く取り入れられているので、表現力が求められます。
演奏のコツと注意点
- フレージングに注意し、軽やかに弾く
- テンポを保ちながら、歌うように弾く
- 難しいパッセージが出てくるので、指使いに注意が必要
- 優雅な部分と力強く華やかな部分を明確に区別して弾く
- タッチやダイナミクスを工夫して、表現力豊かに弾く
【上級編】ピアノソナタ第17(16)番 変ロ長調第1楽章 K.570
上級難易度5
ピアノソナタ第17(16)番 変ロ長調第1楽章 K.570は、優雅で穏やかな雰囲気から始まり、徐々に情熱的な雰囲気も現れる楽章です。
メロディが繊細で美しく、歌心が求められる楽曲です。
楽曲全体はソナタ形式で、3つの楽章から構成されています。
演奏のコツと注意点
- メロディを歌うように弾く。美しい音色で弾くのが重要
- 楽曲の流れに注意しながら、感情の変化に合わせてダイナミクスを使い分ける
- テンポのコントロールに注意が必要
- 適切な場面で装飾を加えると、音楽にアクセントが与え、より魅力的な演奏になる
- 細やかなパッセージでは、力まず軽やかに弾く
【上級編】ピアノソナタ第8番イ短調 第1楽章 K.310
上級難易度5
ピアノソナタ第8番イ短調第1楽章K.310は、情熱的で感情豊かな楽曲です。
モーツァルトの曲では珍しく短調なのが特徴的です。
演奏のコツと注意点
- アクセントや強弱を通じて、情熱的な表現をする
- 旋律と伴奏、異なる声部同士のバランスに注意する
- 滑らかに弾く
【上級編】ピアノソナタ第3番 変ロ長調 K.281
上級難易度6
ピアノソナタ第3番 変ロ長調 K.281は、ドイツのミュンヘンでデュル二ッツ男爵のために書かれた6曲の1つです。
ピアノソナタ第3番 変ロ長調 K.281は、ソナタ形式で以下3つの楽章から構成されています。
第1楽章Allegro:明るく活気のある主題
第2楽章Andante:静かでゆったりとした雰囲気
第3楽章Presto:活気溢れ、技巧的な要素が現れる
演奏のコツと注意点
- テクニカルな部分では特に、手首の柔軟性が重要
- フレーズにアクセントをつけると、表現力が増す
- 第1楽章では速いテンポをキープしつつ、軽やかに弾く
- 第2楽章では旋律を歌い、表現力豊かに弾く。楽曲の展開に合わせてダイナミクスを変化させるとより魅力的な演奏になる
- 第3楽章ではテクニックを駆使して、躍動感ある演奏にする
【上級編】ピアノソナタ第9番 K.311
上級難易度6
ピアノソナタ第9番 K.311は一説によると、ミュンヘンのフライジンガー家の2人娘のために作曲されました。
ソナタ形式で、以下3つの楽章から構成されています。
第1楽章Allegro con spirito:情熱的で力強い印象
第2楽章Andante con espressione:繊細で感情豊かな旋律。力強い箇所もある
第3楽章Rondo Allegro:軽やかで明るく楽しい雰囲気
演奏のコツと注意点
- 正確な指の動きで、迅速な対応が必要
- 手首の動きが表現力を豊かにする鍵となる
- 第1楽章では速いテンポを保ちつつ、音楽表現を大事にする
- 第2楽章では旋律を感情豊かに歌うように弾く
- 第3楽章では軽快に弾き、主題と変奏をはっきりと区別して弾く
【発表会におすすめ!】モーツァルトのピアノ曲3選
モーツァルトのピアノ曲は、ピアノ発表会でもよく演奏されます。
発表会におすすめのモーツァルトのピアノ曲は以下の3つです。
- ピアノソナタ第16番ハ長調 第1楽章 K-.545
- ピアノソナタ第1番ハ長調 第1楽章 K.279
- ピアノソナタ第8番イ短調 第1楽章 K.310
3曲のなかでも、ピアノソナタ第16番ハ長調第1楽章K.545は、ピアノソナタの中でも有名な楽曲でしょう。
軽快で明るい主題が特徴的で、さまざまな箇所にリズムの変化や対位法のような要素があるので、発表会におすすめです。
また、ピアノソナタ第1番ハ長調K.279とピアノソナタ第8番イ短調第1楽章K.310は、難易度が上がります。
表現力を存分に発揮できる曲です。
まとめ
この記事では、モーツァルトのピアノ曲を初級・中級・上級に分けて解説してきました。
【初級編】
- アレグロ 変ロ長調 K.3
- メヌエット ヘ長調 K.2
- メヌエット ディヴェルティメント第17番 K.334/320b
- トルコ行進曲
【中級編】
- ピアノソナタ第16番ハ長調 K.545 第1楽章
- アヴェ・ヴェルム・コルプス
- アレグロ ト短調 K.312
- ピアノソナタ第12番変ロ長調 K.332
- 幻想曲ニ短調 K.397
- ピアノソナタ第1番ハ長調 第1楽章 K.279
- ロンド ニ長調 K.485
- 「フィガロの結婚」より序曲
- アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章
【上級編】
- きらきら星変奏曲
- デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 ニ長調 K.573
- ピアノソナタ第15(18)番 ヘ長調 第1楽章 K.533/494
- ピアノソナタ第18番 ニ長調 第1楽章 K.576
- ピアノソナタ第17(16)番 変ロ長調 第1楽章 K.570
- ピアノソナタ第8番 イ短調 第1楽章 K.310
- ピアノソナタ第3番 変ロ長調 K.281
- ピアノソナタ第9番 K.311
自分のレベルと照らし合わせて、どの楽曲にするか選び、挑戦していきましょう!
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