• 購入

【初心者必見】本物のタッチに近い!おすすめの安い電子ピアノ12選

Written by
2024.07.25
うらやまはるく
【執筆・監修】うらやまはるく

7歳からピアノ。13歳から打楽器。他にもテナーサックスや沖縄三線、合唱に挑戦し幅広く取り組む。現在は飲食店での接客調理、WEBライターや打楽器指導を行っている。 尚美ミュージックカレッジ専門学校打楽器専攻卒業。大阪芸術大学通信教育部音楽学科卒業。中学校・高等学校教諭一種免許(音楽)取得。

「電子ピアノの購入を考えているけれど、どれがいい?」
「ピアノ始めたばかりで続くかわからないから、まずは安い電子ピアノを買いたいな」

初めて電子ピアノを購入するにあたって、安い電子ピアノでどれがおすすめなのか気になっている人が多いのではないでしょうか。

この記事では同じ悩みを抱えた経験のある筆者が、初めて電子ピアノの購入を検討している人に向けて、おすすめの安い電子ピアノを解説しています。

安い電子ピアノのおすすめがわかると、予算内で自分に合ったピアノが選べるようになるでしょう。

【初心者必見】購入前に確認したいチェックリスト!

【初心者必見】購入前に確認したいチェックリスト!

電子ピアノは、場所を取らずに手軽にピアノ演奏を楽しめる楽器です。
しかし、種類や機能が豊富で、自分に合った一台を選ぶのは容易ではありません。
ここでは、初心者向けに購入前に確認したいチェックリストを解説します。

  • 予算を考慮する
  • 鍵盤のタッチ感
  • 音色
  • 機能
  • サイズや設置場所

購入前にチェックリストをおさえておくと、後悔のない選び方ができるでしょう。

予算を考慮する

チェックリスト1つ目は「予算を考慮する」です。
電子ピアノは1万円から数十万円まで、幅広い価格帯で販売されています。
予算を決めてないと、多くのピアノの中から選ぶ時間がかかります。
最初に自分の予算を決めて、予算内で機能や音質を比較検討するとスムーズに選べるでしょう。

鍵盤のタッチ感

チェックリスト2つ目は「鍵盤のタッチ感」です。
鍵盤のタッチ感は演奏に大きな影響を与えます。
指の力を鍛えるためにも、アコースティックピアノに近い、鍵盤のタッチに重みがあるものを選びましょう。

音色

チェックリスト3つ目は「音色」です。
電子ピアノはグランドピアノの音色だけでなく、オルガンやエレクトーンなどさまざまな音色が搭載されています。
自分がクラシックを弾きたいのか、ポピュラー音楽を弾きたいのかなどによって必要な音色が変わります。
購入の際は、自分が演奏したいジャンルで使われている音色が入っているかで選びましょう。

機能

チェックリスト4つ目は「機能」です。
電子ピアノは録音機能や伴奏機能、メトロノームなど価格によってさまざまな機能が搭載されています。
自分はどのような機能がほしいのかを決めて、必要な機能が搭載されている電子ピアノを選びましょう。

サイズや設置場所

チェックリスト5つ目は「サイズや設置場所」です。
電子ピアノは手軽に持ち運べるコンパクトなものから、アップライトピアノとほぼ同じサイズのものまでさまざまです。
事前に自宅の設置スペースの寸法を測り、設置スペースに合ったサイズの電子ピアノを選びましょう。

オススメ記事

ピアノの移動は自分でできる?業者に依頼する?安全に移動させるためのコツを解説!

ピアノ移動室内のコツを徹底解説!費用対効果を比較し、安全な方法でピアノを移動させましょう!模様替えや位置調整の際に役立つ情報満載です。

記事を見る

88鍵|おすすめの安い電子ピアノ12選

88鍵|おすすめの安い電子ピアノ12選

電子ピアノの価格帯は、1万〜数十万円と幅広く、安いほど最低限の機能となります。
ここでは3つの価格帯に分けて、おすすめの電子ピアノを紹介します。

  • 【1〜3万円】おすすめの電子ピアノ3選
  • 【3〜5万円】おすすめの電子ピアノ5選
  • 【5〜7万円】おすすめの電子ピアノ4選

各価格帯のおすすめの電子ピアノがわかると、自分の予算に合った電子ピアノが選べるでしょう。

【1〜3万円】おすすめの電子ピアノ3選

1〜3万円の電子ピアノは、初めて電子ピアノに触れる方や遊び感覚でピアノを楽しく弾きたい方におすすめです。
価格は安いですが、最低限の機能で鍵盤数は61鍵や76鍵なので、88鍵ピアノの購入は難しいでしょう。

ここでは1〜3万円の価格帯で、おすすめの電子ピアノを3つ紹介します。

KDP-61PWHT(キクタニ)

価格 16,433円(税込)
機能 61鍵、128種類の音色、電池駆動、内蔵曲あり、自動伴奏機能
付属品 キャリングバッグ、電源アダプター、USBケーブル、
サスティンペダル、譜面台、イヤホン、鍵盤シール

魅力ポイント

  • 鍵盤を折りたためるので、持ち運びが便利
  • スピーカーが背面に搭載しているため、ピアノを広げてもコンパクトな設計

レビュー(引用元:Amazon)

Hさん
鍵盤のサイズ、タッチなどは弾きやすく満足

Bさん
全体的に音色が悪いように思われる

NP-12B(YAMAHA )

価格 20,000円(税込)
機能 61鍵、録音機能あり、電池駆動、ヘッドホン演奏、10種類の音色、内蔵曲あり
付属品 譜面台、電源アダプター

魅力ポイント

  • 無料アプリを使い、NPシリーズの搭載機能をタブレットを見ながら操作が可能
  • ピアノの音色は、YAMAHAのコンサートグランドピアノからサンプリングされている
  • 簡単に演奏を録音できる

レビュー(引用元:Amazon)

Sさん
音色が良く、弾きやすい

Rさん
メインの音が安定せず音量に変動がある

NP-32(YAMAHA)

価格 23,220円(税込)
機能 76鍵、録音機能あり、電池駆動可能、ヘッドホン演奏、10種類の音色、内蔵曲あり
付属品 譜面台、電源アダプター

魅力ポイント

  • 無料アプリを使い、NPシリーズの搭載機能をタブレットを見ながら操作が可能
  • ピアノの音色は、YAMAHAのコンサートグランドピアノからサンプリングされている
  • キーボードの柔らかいタッチでありつつ、ピアノと同じように低音部は鍵盤が重く、高音部に向けて段階的にタッチが変わるタッチレスポンス付き鍵盤

レビュー(引用元:Amazon)

Mさん
音がすごく良い。色々な曲も入っていて参考になる

Kさん
鍵盤のフチが酷い

オススメ記事

【元ピアノ販売員が解説】電子ピアノの寿命は?長持ちさせるコツもご紹介◎

電子ピアノの平均寿命や長持ちさせるコツについて解説していきます。具体的なメンテナンス方法や故障の原因などについても詳しく後述しているので、これから電子ピアノの購入を検討されている方は参考にしてみてくださいね。

記事を見る

【3〜5万円】おすすめの電子ピアノ5選

3〜5万円の電子ピアノは、音質や鍵盤のタッチ感にもこだわりたい人におすすめです。
鍵盤数は88鍵で、一部モデルにはペダルが付属されています。
ここでは3〜5万円の価格帯で、おすすめの電子ピアノを5つ紹介します。

P-45B (YAMAHA)

価格 31,800円(税込)
機能 88鍵、メトロノーム機能、10種類の音色、ヘッドホン演奏可能
付属品 電源アダプター、譜面台、ペダル

魅力ポイント

  • アコースティックピアノのような弾き心地「GHC鍵盤」を採用
  • グランドピアノのリアルな響きを再現
  • グランドピアノのリアルな響きを再現

レビュー(引用元:Amazon)

Mさん
初級者なら十分に練習ができる

Aさん
鍵盤のタッチによる音量の差がない

GO:Piano88(Roland)

価格 33,000円(税込)
機能 88鍵盤、メトロノーム機能、ツインピアノ機能、ヘッドホン演奏、内蔵曲あり
付属品 本体のみ

魅力ポイント

  • スマートフォンと接続して、音楽コンテンツと同時演奏可能
  • 電池駆動やBluetooth接続で、ワイヤレス接続可能
  • ツインピアノ機能で鍵盤を2つの同じ音域に分けて家族や友だちと弾ける

レビュー(引用元:Amazon)

Hさん
電子ピアノで88鍵。音も良くて気軽に練習できます

Tさん
タッチ音がとても大きく、音の種類も少なすぎる

CDP-S110BK(CASIO)

価格 37,855円(税込)
機能 88鍵、メトロノーム機能、10種類の音色、電池駆動、ヘッドホン演奏
付属品 ACアダプター、譜面立て、ペダル

魅力ポイント

  • 専用アプリで、PDF楽譜の表示が可能
  • グランドピアノのように音色の変化が自然
  • グランドピアノのような弾きごたえのある鍵盤タッチ

レビュー(引用元:Amazon)

Wさん
音はグランドピアノとは違いますが、鍵盤の重さはしっかりあり、この価格なら満足

Mさん
中音部の音質がこもるような音で、不満

Go-61P(Roland)

価格 42,900円(税込)
機能 61鍵、40種類の音色、Bluetooth対応、電池駆動、ヘッドホン演奏、内蔵曲あり
付属品 ACアダプター、譜面台、ペダルスイッチ

魅力ポイント

  • スマートフォンと接続して、音楽コンテンツと同時演奏可能
  • 電池駆動やBluetooth接続で、ワイヤレス接続可能
  • 専用アプリと接続し、内蔵曲の譜面表示が可能

レビュー(引用元:Amazon)

Hさん
自宅で初心者が楽しむ分には十分

Aさん
タッチ感とMIDIキーボードとしての機能が中途半端

P-145(YAMAHA)

価格 46,100円(税込)
機能 88鍵盤、10種類の音色、メトロノーム機能、ヘッドホン演奏可能、内蔵曲あり
付属品 本体のみ

魅力ポイント

  • アコースティックピアノのような弾き心地「GHC鍵盤」を採用
  • ピアノの音色は、YAMAHAのコンサートグランドピアノからサンプリングされている
  • 専用アプリで、さまざまな機能をタブレットなどの画面上で操作可能

レビュー(引用元:価格.com)

Nさん
本当のピアノ音みたいで、良い

Nさん
オプションのスタンドの安定性が良くない

【5〜7万円】おすすめの電子ピアノ3選

5〜7万円の電子ピアノは、よりアコースティックピアノに近い音質や鍵盤のタッチ感、メトロノームなどの多機能を求める人におすすめです。
多彩な音色やペダル、録音機能などさまざまな機能がついています。
ここでは5〜7万円の価格帯で、おすすめの電子ピアノを5つ紹介します。

PX-770BK(CASIO)

価格 60,136円(税込)
機能 88鍵盤、メトロノーム機能、MIDI録音再生機能、デュエット機能、専用アプリ対応
付属品 本体のみ

魅力ポイント

  • グランドピアノの響きを追及し、pppからfffまで奏者の完成のままに表現可能
  • グランドピアノのような弾きごたえとタッチ感
  • 搭載曲にはオーケストラが使われている

レビュー(引用元:Amazon)

Mさん
コンパクトなのに、音も弾き心地もいい

Aさん
鍵盤を押すときに、棚板を叩く音が気になる

PX-S1100(CASIO)

価格 57,000円(税込)
機能 88鍵盤、メトロノーム機能、ヘッドホン演奏可能、Bluetooth接続、アプリ対応、18種類の音色
付属品 本体のみ

魅力ポイント

  • 電子ピアノとして世界最小サイズで持ち運びやすい
  • グランドピアノの響きと弾き心地を追求

レビュー(引用元:Amazon)

Jさん
鍵盤のタッチ、返り、音の素晴らしさ、質感、パネル操作全てにおいて高レベル

Aさん
グランドピアノとはタッチが違う

P-225(YAMAHA)

価格 65,300円(税込)
機能 88鍵盤、メトロノーム機能、録音機能、ヘッドホン演奏、
アプリ対応、Bluetooth接続、2WAY4スピーカー、24種類の音色、内蔵曲あり
付属品 本体のみ

魅力ポイント

  • 部屋のインテリアに馴染みやすいデザイン
  • YAMAHAコンサートグランドピアノ「CFX」の音色を搭載

レビュー(引用元:Amazon)

Aさん
音色も鍵盤タッチも良い

Nさん
アプリが使いにくい。タブレットなどとBluetooth接続ができないので使用の敷居が高い

SP-280BK(KORG)

価格 69,960円(税込)
機能 88鍵盤、ライン入出力装備、ヘッドホン演奏、30種類の音色、内蔵曲あり
付属品 ACアダプター、譜面立て、ヘッドホン、専用スタンド、ダンパーペダル

魅力ポイント

  • 大きな音が出る高出力アンプを採用し、ライブでも使える
  • 移動が簡単な軽量設計

レビュー

Tさん
鍵盤は重めで、しっかりとした打鍵感で良い

Aさん
(思ったより)かなり重く、運ぶのが大変

オススメ記事

ピアノの先生が選ぶ!電子ピアノ人気ランキング30選◎購入の際のポイントもご紹介!

ピアノ電子を購入する際の重要なポイントを解説。住宅事情に適した電子ピアノの選び方やおすすめモデル30選をピアノ教師が紹介します。ピアノ学習を効果的に支援する電子ピアノ選びのガイドです。

記事を見る

電子ピアノ購入時の注意点!

電子ピアノ購入時の注意点!

電子ピアノを購入する際には、いくつか注意点があります。
ここでは電子ピアノ購入時の注意点を3つ解説します。

  • 保証とサポートの重要性
  • 電子ピアノを安く買う方法はあるの?
  • 中古電子ピアノを選ぶ際のリスク

電子ピアノ購入時の注意点を知っておくと、衝動的な買い物を避け、後悔のない買い物ができるでしょう。

保証とサポート制度を確認する

電子ピアノを購入する際は、保証・サポート制度が充実しているか確認するのが重要です。
確認しておかないと、購入後予期せぬトラブルにより、後悔する可能性があります。
以下を必ず確認しましょう。

  • メーカー保証期間
  • 保証期間内であれば、無償で修理を受けられます。
  • 延長保証
  • メーカーの保証期間を延長する制度です。
    長期間の保証を希望する場合は、延長保証の加入を検討しましょう。
  • アフターサービス
  • 購入後にメンテナンスや修理に対応してくれる体制が整っているか確認しましょう。
    修理拠点が全国各地にあるメーカーを選ぶと安心です。

保証やサポート制度を確認すると、万が一の場合も安心です。
購入前に必ず確認しましょう。

購入前に試奏する

電子ピアノを購入する際は、必ず試奏してから購入するのが必須です。
楽器店で弾いてみて、鍵盤のタッチ感や音色、機能の使いやすさなどを確認しましょう。
自分の演奏スタイルや好みに合ったピアノを選ぶためには、実際に演奏して決めるのが重要です。

中古の電子ピアノを選ぶ際の注意点

中古の電子ピアノを選ぶ際の注意点

中古の電子ピアノは、電子ピアノを安く購入する方法としておすすめです。
しかし、新品ではないからこそ、購入前に注意しなければならないことがあります。
中古の電子ピアノを選ぶ際の注意点は以下の5つです。

  • 動作確認
  • 全ての鍵盤が正常に動くか、音色や機能が問題なく動作するかをチェック
  • 外観の状態
  • 外観の傷や汚れ、鍵盤の割れなどを確認
  • 年式とメーカー
  • 比較的新しい年式で、信頼性の高いメーカーの電子ピアノを選ぶ
  • メンテナンス履歴
  • 過去に修理歴があるか、クリーニングされているかを確認
  • 保証とアフターサービス
  • 中古品でも万が一のトラブルに備えて、保証やアフターサービスがあるか確認

中古の電子ピアノは安いですが、新品以上に慎重に選ぶのが大事です。
安くても満足度の高い買い物ができるように、必ず確認しましょう。

まとめ

まとめ

この記事では、初めて電子ピアノの購入を検討している人に向けて、おすすめの安い電子ピアノを解説してきました。

【1~3万円】

  • KDP-61PWHT(キクタニ)
  • NP-12B(YAMAHA)
  • NP-32(YAMAHA)

【3~5万円】

  • P-45B (YAMAHA)
  • GO:Piano88(Roland)
  • CDP-S110BK(CASIO)
  • Go-61P(Roland)
  • P-145(YAMAHA)

【5~7万円】

  • PX-770BK(CASIO)
  • PX-S1100(CASIO)
  • P-225(YAMAHA)
  • SP-280BK(KORG)

安い電子ピアノを購入する際は予算を決めたうえで、鍵盤のタッチ感や音色、機能など自分に合ったピアノを選びましょう!

オススメ記事

【元ピアノ販売員が解説】電子ピアノの寿命は?長持ちさせるコツもご紹介◎

電子ピアノの平均寿命や長持ちさせるコツについて解説していきます。具体的なメンテナンス方法や故障の原因などについても詳しく後述しているので、これから電子ピアノの購入を検討されている方は参考にしてみてくださいね。

記事を見る

オススメ記事

【ピアノ販売員が解説】電子ピアノカバーっている?おすすめも8選紹介!

この記事では、電子ピアノカバーの必要性やどんな種類があるかについてお伝えします。機能的にすぐれた電子ピアノカバーの他にも、インテリアとしても目で見て楽しめる電子ピアノカバーの紹介もしています。 ぜひ最後までお読みください!

記事を見る

この記事を友達にシェアしよう!

関連タグ

Category