7歳からピアノ。13歳から打楽器。他にもテナーサックスや沖縄三線、合唱に挑戦し幅広く取り組む。現在は飲食店での接客調理、WEBライターや打楽器指導を行っている。 尚美ミュージックカレッジ専門学校打楽器専攻卒業。大阪芸術大学通信教育部音楽学科卒業。中学校・高等学校教諭一種免許(音楽)取得。
目次
- 【無料版】ピアノ練習におすすめのアプリ7選!
- Skoove(スクーブ)
- flowkey(フローキー)
- Simply Piano(シンプリーピアノ)
- Piano Academy(ピアノアカデミー)
- Piano Maevel(ピアノマーベル)
- Perfect Piano(パーフェクトピアノ)
- Metronaut(ミュージックシート)
- ピアノアプリ比較表
- 初心者必見!ピアノアプリの選び方
- 口コミや評価で選ぶ
- 音声認識機能があるか
- レッスンがわかりやすいか確認する
- 練習したい曲が収録されているか確認する
- アプリで練習するのは実際どうなの?
- メリット
- 自分のペースで練習できる
- 低コスト
- 好きな時間に練習できる
- 通わなくていい
- デメリット
- 基礎が身につきにくい
- わからないときに質問する人がいない
- 表現力が身につきにくい
- まとめ
「アプリでピアノを練習したい」
「おすすめのピアノアプリを教えて!」
ピアノアプリを使って、練習場所に縛られず、低コストで効率よく進めていきたいピアノ初心者は多いのではないでしょうか。
この記事では音大卒業の経験をもつ筆者が、おすすめのピアノアプリを7つ紹介します。
- 【無料版】ピアノ練習におすすめのアプリ7選!
- 初心者必見!ピアノアプリの選び方
- アプリで練習するのは実際どうなの?
ピアノ練習におすすめのアプリを知ると、自分に合ったアプリがわかり、時間や場所にとらわれずに練習を進められるでしょう。
【無料版】ピアノ練習におすすめのアプリ7選!
ここでは、ピアノ練習におすすめのアプリを7つ紹介します。
- Skoove(スクーブ)
- flowkey(フローキー)
- Simply Piano(シンプリーピアノ)
- Piano Academy(ピアノアカデミー)
- Piano Maevel(ピアノマーベル)
- Perfect Piano(パーフェクトピアノ)
- Metronaut(ミュージックシート)
ピアノ練習におすすめのアプリを知ると、どのアプリが自身の練習に最適なのかがわかるでしょう。
Skoove(スクーブ)
Skooveは、ドイツのSkooveが提供するピアノアプリで、iPhoneやandroidに対応しています。
無料版は3つしかレッスンが受けられませんが、有料版にすると300以上のレッスンに加え、音楽教師による1対1のサポートを受けられます。
メリット |
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デメリット |
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Hさん
ピアノ初心者でも安心して楽しめるアプリです。
無料トライアルで始めたものの、充実したサポートと丁寧な日本語対応に感動し、有料プランに延長しました。難易度の上がり方もちょうどよく、満足です!
Tさん
アプリの音が、まともに出ていない。
レビュー(引用元:Skoove: オンラインピアノレッスン - Google Play のアプリ)
【筆者からのコメント】
音の不具合のレビューを多く見かけましたが、キーボード自体の不具合の可能性があると返信されていました。
Skooveはチャットを通して音楽教師に質問ができるので、ピアノを独学で勉強する人にとっては心強いでしょう。
flowkey(フローキー)
flowkeyはドイツで開発されたピアノアプリで、iPhoneとandroidに対応しています。
flowkeyは弾いた音を感知してフィードバックがあるなど、ピアノ教室に通っているような練習ができるので、全世界で人気があります。
無料版もありますが、中級者以上は即興演奏や読譜練習が入った有料版がおすすめです。
メリット |
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デメリット |
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コードについても解説があり、嫌にならない程度の練習で少しずつ取り組め、大人に向いていると感じました。
Rさん
インストールし Google から入った直後7日目から課金が発生するときちんとした説明もなく表記されました。
レビュー(引用元:flowkey – ピアノ練習 - Google Play のアプリ)
【筆者からのコメント】
無料期間には注意が必要です。
しかし、模範演奏で指の動きが見れたり、レッスンモードやフィードバックがあるため、ピアノ教室に近いかたちで学べるでしょう。
Simply Piano(シンプリーピアノ)
Simply Pianoは「Joy Tunes」が提供するピアノアプリで、iPhoneとandroidに対応しています。
ピアノ未経験者用のレッスンメニューがあるので、気軽に始められるでしょう。
無料会員の場合はレッスンは1つしか受講できず、継続するには有料会員になる必要があります。
メリット |
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デメリット |
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Aさん
ピアノさえ持っていれば特別な機器がなくても音を計測してどの鍵盤を弾いたかを感知してくれます。
その上、1からピアノの弾き方をレクチャーしてくれるんですよ。
Gさん
Android版は音が出るタイミングが合わないので、使いづらいです。
アプリのバグは両方ともあります。
【筆者からのコメント】
iPhoneとAndroidともにバグがあるようです。
しかし、楽曲の更新頻度が高いため、さまざまな曲に挑戦したい人は、一度ダウンロードして使ってみましょう。
Piano Academy(ピアノアカデミー)
Piano Academyは、Yokee Musicが提供しているアプリで、インストラクターがビデオで解説するピアノアプリです。
基礎から動画で学べるので、初心者でも理解しやすいです。
しかし、Piano Academyは無料版の場合、1日10分しか利用できません。
時間に制限なく使用したい人は、有料版に登録しましょう。
メリット |
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デメリット |
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Pさん
初めて1日だけどめちゃくちゃ上手くなりそうな練習!(無課金)
Kさん
携帯の違いかもしれませんが、ピアノの鍵盤を押すと、反応が悪く、ワンテンポ遅れてしまいます。
【筆者からのコメント】
携帯により鍵盤の反応が悪いようです。
しかし、インストラクターの動画付きで、基礎から学べるメリットは大きいでしょう。
Piano Maevel(ピアノマーベル)
Piano Maevelは、アメリカのPiano Maevel社が提供するアプリで、Windows・Mac・Chromebook・iOSに対応可能です。
Piano Maevelはクラシックや洋楽、ディズニー音楽などさまざまなジャンルが難易度別に分類されています。
無料版はレッスン数や楽譜が制限されますが、有料版は約1,200のレッスンや25,000曲の楽曲、無制限の初見テストが利用できます。
メリット |
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デメリット |
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Aさん
レッスンが細かくレベル分けされていて、自分の上達を感じやすく、真面目にピアノを弾けるようになりたい人には是非おすすめしたいアプリです。
Mさん
カリキュラム自体はとても良いのですが、初見テストの上級になればなるほど次の曲へのロード時間が遅くなり、長い時では5分もかかってしまいました。
【筆者からのコメント】
ロード時間の遅れは気になりますが、レベル分けされた豊富なレッスンは独学で学ぶ人にとって心強いでしょう。
また、初見視奏力を鍛えられるSASRは、初見力を鍛えたい人にはおすすめの機能です。
Perfect Piano(パーフェクトピアノ)
Perfect PianoはRevontulet Soft Inc.社が提供しているアプリで、iPhoneやandroidに対応しています。
有料版は広告表示がカットされ、使える楽器の種類が増えます。
しかし、無料版でも利用できる範囲が広いため、コスト重視の人にはおすすめです。
メリット |
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デメリット |
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Hさん
学習モードの音楽は誰もが1度は聴いた事のある曲から知らない曲まで種類も豊富です。
楽譜には難易度も書いてあるので迷う事もありません。
Gさん
レビューのとおり鍵盤をタッチしてから音がなるまでタイムラグがある。
【筆者からのコメント】
タイムラグが多いようです。しかし、曲の種類が豊富で、ゲーム感覚で好きな曲を弾いて楽しみたい人に向いているでしょう。
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Metronaut(ミュージックシート)
Metronautはフランスの企業が開発したアプリで、iOS対応で、Apple Watch単体でも使用可能です。
無料版は曲の検索や視聴ができますが、メリットで紹介する機能を利用したい人は有料版がよいでしょう。
メリット |
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デメリット |
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Hさん
たくさんの素晴らしい曲が伴奏付きで演奏できてすごく楽しい
Kさん
AppleWatchでメトロノームを消音にしたとき、細かく3回ずつ「タタタッ、タタタッ」と振動するので、テンポが取りにくいです。
音が出る状態だと、この「タタタッ」という振動の上に分散和音のような音が鳴ります。
【筆者からのコメント】
MetronautはApple Watchで多少の不具合報告があるものの、楽譜に書き込みができ、伴奏付きで演奏できるのが魅力的です。
ピアノのアプリで練習を始めるお子様に最適!楽しく学べるピアノ練習アプリを指導経験者が厳選。
外出先でも活用でき、安全で課金の心配なし。
ピアノの練習アプリで子供の才能を伸ばしましょう。
ピアノアプリ比較表
flowkey | Simply Piano | Piano Academy | Piano Maevel | Perfect Piano | Skoove | Metoronaut | |
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無料期間 | 7日間 | 7日間 | 制限なし | 7日間 | 制限なし | 制限なし | 7日間 |
有料版の価格(1ヵ月) | 2,100円 | 3ヶ月プランで1ヵ月1,633円 | 1,700円 | 約1,949円 | 850円 | 約2,200円 | 1,180円 |
音声認識機能 | あり | あり | あり | あり | 録音機能はあり | あり | あり |
主な特徴 | 即興練習や読譜練習機能あり | 楽曲の更新頻度が高い | インストラクターのピアノ動画解説がある | 初見視奏力を鍛える機能がある | 海外の人とオンラインで一緒に演奏ができる | チャットで質問できる | 楽譜を書き込みし、印刷ができる |
初心者必見!ピアノアプリの選び方
ピアノ初心者は多くのアプリの中で、どのような基準で選べばいいのか悩むと思います。
ここでは、ピアノ初心者向けにピアノアプリの選び方を4つ解説します。
- 口コミや評価で選ぶ
- 音声認識機能があるか
- レッスンはわかりやすいか確認する
- 練習したい曲が収録されているか確認する
ピアノアプリの選び方がわかると、自分に適したアプリを選べるでしょう。
口コミや評価で選ぶ
ピアノアプリは、口コミや評価で選ぶのがおすすめです。
口コミや評価は、アプリを使用した人の実体験をもとにした感想なので、参考になります。
特にネガティブな感想は具体的に書かれていることが多いので、アプリが使いやすいのかがわかります。
しかし、稀にサクラと呼ばれる偽の口コミや評価が存在するので、注意が必要です。
口コミや評価を読むと、安心してアプリを選べるでしょう。
音声認識機能があるか
ピアノアプリは音声認識機能があるものを選びましょう。
音声認識機能は弾いている音を感知し、音を間違えると教えてくれる機能です。
特に独学で弾いているピアノ初心者は音の間違いに気づきにくく、上達に時間がかかります。
音声認識機能は瞬時に音の間違いを確認し、頻繁に間違える箇所を把握できるので、上達をサポートしてくれます。
使用方法は簡単で、デバイスの内蔵マイクやMIDI接続で使えるので、音声認識機能付きのアプリを選びましょう。
レッスンがわかりやすいか確認する
ピアノを独学で勉強する人にとって、レッスン内容のわかりやすさは重要です。
レッスン内容がわかりにくいと間違った弾き方をしたり、挫折の原因になったりします。
レッスンがわかりやすいかは「お手本演奏が見れる」「日本語に対応している」で選ぶのがおすすめです。
「お手本演奏が見れる」は、実際に指の動きを見た方がイメージが湧き、理解しやすいからです。
隣にピアノの先生がいるかのような感覚で学べるので、心強いでしょう。
また、ピアノアプリの多くは日本語に対応していますが、一部外国語で表示されるアプリがあるようです。練習をスムーズに進めるために、事前に確認しておきましょう。
練習したい曲が収録されているか確認する
ピアノアプリをダウンロードする前に、収録曲を確認しましょう。
収録曲はアプリによってさまざまで、必ずしも全ジャンルの曲があるとは限りません。
洋楽メインのアプリで、クラシック曲がほとんど収録されていなかったという場合もあります。
事前にアプリの公式サイトや口コミを見て、自身が弾きたいジャンルの曲が収録されているか確認しておくのがおすすめです。
アプリで練習するのは実際どうなの?
アプリでの練習は実際のピアノとは大きく異なるので、練習になるのか気になる人が多いと思います。
ここでは、アプリで練習するメリット・デメリットを解説します。
アプリで練習するメリット・デメリットがわかると、後悔なくアプリを使用できるでしょう。
メリット
ピアノアプリでの練習は時間や場所に縛られないため、多くのメリットがあります。
ピアノアプリのメリットは以下の4つです。
- 自分のペースで練習できる
- 低コスト
- 好きな時間に練習できる
- 通わなくていい
ピアノアプリは自由度が高く、効率よく練習が進められるでしょう。
自分のペースで練習できる
ピアノアプリは、自分のペースで練習ができます。
一方、ピアノ教室は定期的にレッスンがあるため、課題に追われていると感じる人も少なくありません。
筆者はピアノ教室に通っていましたが「来週までに宿題を終わらせなければいけない」「レッスンで指摘された箇所を直さなければいけない」など常に課題に追われていた感覚があります。
ピアノアプリではレッスン課題に追われずに、自分のペースで練習ができるので、楽しみながら進められるでしょう。
低コスト
ピアノアプリは低コストで練習を進められます。
有料のアプリもありますが、ピアノ教室のレッスン料に比べれば安いです。
「ピアノを始めてみたいけれど、続くか不安な人」「費用をかけずにピアノを楽しみたい人」は、ピアノアプリで練習を始めてみるとよいでしょう。
好きな時間に練習できる
ピアノアプリは好きな時間に練習ができ、自由度が高いです。
ピアノ教室では曜日や時間が固定され、予定に組み込む必要があります。
しかし、ピアノアプリは好きな時間に練習ができるので、スキマ時間でも練習が可能です。仕事の勤務が不規則な人は、ピアノアプリを利用するとよいでしょう。
通わなくていい
ピアノアプリはピアノ教室に通わなくていいので、時間を効率よく使えます。
一般的にピアノ教室は月に3〜4回通わなければならず、近所にピアノ教室がない人には負担が大きいです。ピアノアプリの場合は自宅にピアノがあれば、いつでも学べるので、場所に縛られずに練習を進められるでしょう。
デメリット
ピアノアプリは直接先生に弾き方を見てもらえず、わからないことがあっても質問ができないため、デメリットを感じる人もいるでしょう。
ピアノアプリのデメリットは、以下の3つです。
- 基礎が身につきにくい
- わからないときに質問する人がいない
- 上達に限界がある
ピアノアプリは基礎をしっかりと身につけるより、ピアノを楽しみたい人に向いているでしょう。
基礎が身につきにくい
ピアノアプリは、基礎が身につきにくいデメリットがあります。
ピアノアプリはピアノ教室のように、手や指が正しいフォームになっているか見てもらえません。
自分が気づかないうちに間違った弾き方をして、手や指などを痛める可能性があります。
特にピアノ初心者は間違った弾き方をしがちなので、最初のうちだけでもピアノ教室に通ってきちんと基礎を身につけるのがおすすめです。
わからないときに質問する人がいない
ピアノアプリは練習でわからない箇所が出てきたときに、質問できる人がいません。
ピアノ教室に通っていると、先生にわからない箇所を質問できますが、ピアノアプリは自分で調べなければなりません。
すぐに答えが見つからなかった場合、挫折の原因につながります。
ピアノアプリは、自身で調べるのが手間だと考える人には向いてないでしょう。
表現力が身につきにくい
ピアノアプリは表現力が身につきにくいです。
音声認識機能があっても、細かなニュアンスや表現を学ぶのは難しいでしょう。
特にクラシックジャンルは中級者以上になると、表現力が求められる楽曲が増えてくるので、楽譜通りに弾いていては限界がきます。ピアノを本格的に学びたい人はピアノ教室に通うのがおすすめです。
まとめ
この記事では、アプリでピアノの練習をしたい人に向けて、おすすめのアプリやアプリの選び方を紹介してきました。
おすすめのピアノアプリ
- Skoove(スクーブ)
- flowkey(フローキー)
- Simply Piano(シンプリーピアノ)
- Piano Academy(ピアノアカデミー)
- Piano Maevel(ピアノマーベル)
- Perfect Piano(パーフェクトピアノ)
- Metronaut(ミュージックシート)
自分に合ったピアノアプリを見つけ、練習に取り組んでいきましょう!
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