4歳よりピアノを習い、20歳より電子オルガン・コード理論を学びました。 現在は、20年以上継続している自宅でのピアノ教室で2歳からの子どもたちと一緒にピアノの練習をしています。 保育士資格を独学で取得し、保育園にて子どもたちとリトミックや季節の歌を楽しんできました。皆さまのピアノライフのお役に立てるようにピアノの魅力をたっぷりお届けします。
目次
- 音楽留学とは?
- 音楽留学のメリット・デメリット
- 音楽留学4つのメリット
- 短期間で音楽技術が身につく
- 海外の学生との交流が楽しくよい刺激をもらえる
- 長期留学のための先生が見つかる可能性がある
- 長期留学に向けてその国で生活できるのか体験する機会になる
- 音楽留学3つのデメリット
- 費用がかかる
- 期間がきたら帰国しなければならない
- 語学力が身に付きづらい
- 音楽レベルはどれくらい必要?
- 実際にどんな人が行ってるの?
- 小学生の例
- 高校生の例
- 社会人の例
- 音楽留学ができるジャンル
- 音楽留学の種類は4つ!
- 音楽大学・音楽院
- 専門学校
- 音楽講習会(短期留学)
- 音楽学校&語学学校
- 音楽留学にかかる費用は?
- 奨学金について
- 音楽留学に人気の国5選
- アメリカ
- イギリス
- フランス
- オーストリア(ウィーン)
- ドイツ
- まずは相談!おすすめ留学エージェント
- スマ留
- 留学情報館
- schoolwith
- 留学ワールド
- 留学タイムズ
- 音楽留学へのステップを知って一歩を踏みだそう
- どうやって音楽留学をしたらよいのかわからない
- 音楽留学にかかる費用や手続きが心配
- 留学先での生活や言葉に不安がある
このようなお悩みはありませんか?
音楽留学に憧れを持っても一歩を踏み出す勇気が出ない、語学に自信がないなどハードルは高く感じますよね。
結論からいうと、音楽留学には種類があるのであなたに合った留学が見つかるでしょう。
この記事を読めば、音楽留学に向けて具体的に何をすべきかがわかります。
自信を持って音楽留学への準備を進められるでしょう。
この記事で分かること
- 音楽留学とは何か
- 音楽留学ができるジャンル
- 音楽留学の種類
- 音楽留学に人気の国
- おすすめ留学エージェント
留学に向けての憧れを現実にする一歩を踏み出してみませんか?
音楽留学とは?
音楽留学とは、海外での音楽クラスの授業に参加して音楽を専門的に学ぶことです。
本場の音楽に触れながら得られる技術やマインドは、その後の音楽活動に欠かせないものとなるでしょう。
音楽に対する感性や才能を磨ける絶好のチャンスです。
音楽留学のメリット・デメリット
音楽留学には4つのメリット、3つのデメリットがあります。
音楽留学4つのメリット
短期間で音楽技術が身につく
音楽留学のメリット1つ目は、短期間で音楽技術が身につくこと。
海外でレベルの高い大学に入学することで世界的に認められた専門家による高度な指導を受けられるからです。
異文化に触れることで音楽に対する新しい考え方や感性を磨きながら理解を深められます。
海外の学生との交流が楽しくよい刺激をもらえる
音楽留学のメリット2つ目は、海外の学生との交流が楽しくよい刺激をもらえること。
音楽を学んできたバックグラウンドの違う生徒との交流は新しい発見の連続です。
自分の知らないことを知る貴重な体験となるでしょう。
長期留学のための先生が見つかる可能性がある
音楽留学のメリット3つ目は、長期留学のための先生が見つかるかもしれないこと。
音楽留学はいきなり長期留学をしません。
なぜなら、先生の音楽に対する考え方と合わない場合があるからです。
短期留学などを通して自分で体験しながら相性の合う先生を見つけることはその後の成長にも影響します。
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長期留学に向けてその国で生活できるのか体験する機会になる
音楽留学のメリット4つ目は、長期留学に向けてその国で生活できるのか体験する機会になること。
短期留学の場合、海外での生活や食事、文化、言葉などを体験できます。
長期留学でストレスを抱えてしまわないように、あらかじめ体験をしておくのは大切です。
音楽留学3つのデメリット
費用がかかる
音楽留学のデメリット、1つ目は費用がかかること。
音楽留学には、渡航費、滞在費、入学金や授業料、その他手続きなどの費用が必要です。
留学先の国によって物価の違いも含めて滞在費は異なります。
期間がきたら帰国しなければならない
音楽留学のデメリット、2つ目は期間がきたら帰国しなければならないこと。
充実した音楽留学の期間を過ごしていても、期間がきたら帰国しなければなりません。
滞在を延長する場合には費用がかかり、必要な手続きもしなければなりません。
語学力が身に付きづらい
音楽留学のデメリット、3つ目は語学力が身に付きづらいこと。
語学に不安がある方には、語学学校と音楽学校が一緒になった留学があります。
その場合、音楽を学ぶ時間と語学を学ぶ時間が必要です。
どうしても、限られた時間の中で学べることは限られてしまいます。
音楽レベルはどれくらい必要?
音楽留学は専門家を目指すような人や、音楽技術のさらなる研鑽のために参加する人が行くだけではありません。
音楽留学でのレベルは、入門からプロまで幅広いです。
プログラムによってさまざまな方が対象となっています。
どのような人が行っているのか説明します。
実際にどんな人が行ってるの?
小学生の例
小学生でも、受講可能な「子どものための音楽留学プログラム」があります。
例えば、イギリスにある「チータム国際ピアノサマーコース」では子ども、ピアノ講師、コンクールを目指す学生など幅広い年齢が対象です。
幼少期にクラシック音楽の本場での留学経験は、子どもの将来を決めるような貴重な体験になるでしょう。
有名な先生のもとでの指導は成長するスピードが変わります。
レッスンを受けるだけでなく、街中に溢れる音楽を感じたり、音楽ホールで歴史を感じながら演奏を聞いたりすることも学びになります。
将来の長期留学に向け短期留学を経験し、集中してレッスンを受けることで、才能は磨かれていくでしょう。
高校生の例
高校生での音楽留学は学びが深くなります。
高校生は、ある程度将来の方向性が見えてくる年代なので「自分事」として捉えられるようになるからです。
専門的な学びにも興味を持って幅広く経験できるでしょう。
ハイクラスの講習会に参加すると才能を磨く機会になります。
夏休みや冬休みなど長期休暇を使って講習会に参加するなど短期留学がおすすめです。
将来の長期留学に向けて下見を兼ねて参加できます。
社会人の例
音楽留学には、社会人でも受講できるプログラムがあります。
シンガーソングライターのアンジェラアキさんは、2014年からアメリカロサンゼルスにある音楽大学へ留学していました。
今年から日本で「ミュージカル音楽作家」として活動を再開したニュースを聞いた方もいるのではないでしょうか?
アメリカの音楽大学に留学をして学んだことで「専門教育を受けて、自分の頭の中でなっていた音楽を表現する方法がわかるようになった」とアンジェラアキさんは言っています。
音楽留学ができるジャンル
音楽留学には楽器演奏だけでなくさまざまなジャンルがあります。
楽器の場合、音楽分野、音楽の種類について紹介します。
楽器 | ・ピアノ ・バイオリン ・チェロやヴィオラ ・フルート ・ギター |
---|---|
音楽分野 | ・指揮 ・声楽 ・音楽史 ・映画音楽 ・ミュージカル音楽 ・楽曲分析 ・音楽理論 ・楽曲制作(作詞、作曲) |
音楽の種類 | ・クラシック ・ジャズ ・ロック ・ポップスなど |
幅広いジャンルでの音楽留学が可能です。
音楽留学の種類は4つ!
音楽留学の種類は4つあります。
自分の目的や現状にあった留学を選びましょう。
- 音楽大学・音楽院
- 専門学校
- 音楽講習会(短期留学)
- 音楽学校&語学学校
それぞれ説明します。
音楽大学・音楽院
1つ目は、音楽大学・音楽院です。
日本の大学とほぼ同じような期間で、長期留学ともいわれます。
基本的に3〜4年で、中級からプロの人が対象です。
国立の音楽大学、私立の音楽大学があります。
専門学校
2つ目は、専門学校です。
3ヶ月〜1年ほどの期間での留学になります。
学位を取得しない自由なプログラムが特徴です。
音楽講習会(短期留学)
3つ目は、音楽講習会(短期留学)です。
1週間から1ヵ月前後の期間での留学になります。
音楽講習会には以下のような種類があります。
- 夏期講習
- 春期講習
- 冬期講習
- マスタークラス
- プライベートレッスン
初級からプロの人まで幅広い希望者が対象です。
講習会には多くの先生が集まり、レッスンを開催しています。
マスタークラスは、世界的に認められた専門家による高度な指導を直接受けられるクラスです。
授業は公開レッスン形式で行われ、聴衆として参加することもできます。
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音楽学校&語学学校
音楽留学の種類、4つ目は音楽学校+語学学校です。
通常、留学先の音楽レッスンは英語で行われます。
しかし、オーストリア、ドイツ、イタリア、フランスなど英語が公用語でない国の場合、留学先の言語でレッスンが行われる場合があります。
語学が不安な方におすすめの留学です。
音楽留学にかかる費用は?
音楽留学は貴重な経験ができる機会ですが、費用の心配がありますよね。
音楽留学にかかる費用には、以下のようなものがあります。
- 渡航費
- 滞在生活費
- 入学金や授業料
- その他手続き費用など
留学する期間にもよりますが、渡航費は変動が大きくなります。
ゴールデンウィークや、お盆、年末年始は高めの値段設定になるので、閑散期をねらうと費用を抑えられるでしょう。
奨学金について
音楽留学の費用が心配な方には「奨学金」の利用をおすすめします。
奨学金には貸与型(返済が必要)、給付型(返済が不要)があるので確認をしましょう。
条件を満たした学生に対して多くの大学や団体は奨学金を給付しています。
給付のための審査は厳しいですが、奨学金が給付されると費用が抑えられますよ。
また、大学が決めている条件を満たせる場合は、助成金や奨励金などが給付されることもあるので、大学などからも情報を収集して確認しましょう。
参照:公式HP:大阪音楽大学
参照:公式HP:国立音楽大学
音楽留学に人気の国5選
音楽留学は、以下のような国で可能です。
留学先は自分の興味がある国を選んだり、師事したい先生のいる国を選ぶとよいでしょう。
音楽留学に人気の国を5つ選びました。
留学先を選ぶ際の参考にしてくださいね。
- アメリカ
- イギリス
- フランス
- オーストリア(ウィーン)
- ドイツ
アメリカ
アメリカは、クラシックやジャズ、ポップス、ロックなど様々なジャンルがあり、レベルや年齢層も幅広く受け入れています。
出願する時点での音楽経験や演奏レベル、ジャンルの興味にかかわらず、誰にでも音楽を学べるチャンスが与えられています。
多様な文化や刺激にあふれている街で学べる経験は音楽への向き合い方にもよい影響を与えるでしょう。
ジュリアード学院(ニューヨーク)など有名な音楽学校があります。
学費は年間約300万円〜と高額です。
イギリス
イギリスでは王立音楽大学、私立の音楽大学・音楽院が充実しています。
国立大学のほとんどに音楽学部があり、演奏から音楽理論まで幅広く音楽を学べます。
イギリスでは、17世紀「クロムウェルの革命」により音楽を含む娯楽が禁止され衰退しました。
19世紀以降、エドワード・エルガー(『威風堂々』を作曲)グスターヴ・ホルスト(『惑星』を作曲し『木星』が特に有名)などの作曲家がクラシック音楽分野で活躍しました。
このようなイギリスにおける歴史も含めた学びができるでしょう。
前年の10〜12月頃に出願締め切りの学校もあるので、注意が必要です。
QS世界大学ランキングでは、2023年王立音楽大学が1位になりました。
※ QS世界大学ランキングとは、イギリスの大学評価期間にクアクアレリ・シモンズが発表しているもの。
参照:世界の音楽大学ランキング2023に日本の大学の名前なし
フランス
フランスのパリにはレベルの高い音楽学校が多く存在します。
パリ国立高等音楽院は、日本のドラマや漫画で有名になった『のだめカンタービレ』の主人公が選んだ留学先のモデルにもなった学校で、日本人の受験率が高く人気のある音楽学校です。
ピアノ専攻には年齢制限があるので注意しましょう。
年齢制限は、大学や学部によって多少の差はありますが大体30歳未満です。
参照:フランス音楽院の年齢制限について
フランスの音楽学校は国立と公立が基本です。
そのため、学費は年間6〜18万円ほどになり比較的リーズナブルです。
音楽だけでなく、芸術や文化全般にわたって豊かな国なので、フランス留学ではさまざまな感性が磨かれるでしょう。
オススメ記事
【音楽留学でパリに10年以上暮らしていた日本人が解説】フランス音楽留学にかかる費用の内訳や、奨学金の申請法、アパートの探し方などなど、詳しく解説します!フランス移住経験で得た豆知識や、現地の生情報もあるので見てみてくださいね。
オーストリア(ウィーン)
オーストリアのウィーンは「音楽の都」とも呼ばれ、クラシック音楽において多くの作曲家を排出してきました。
ウィーン国立音楽大学は、世界でもトップクラスの音楽院です。
作曲家、指揮者、教育化、演奏家、声学科など音楽に関わるすべての科目があります。
国立私立とも学費は比較的安くなっていて、年間18万円ほどとリーズナブルです。
公用語がドイツ語になるため、語学に不安のある方は準備をしましょう。
ドイツ
音楽の歴史が長いドイツでは、ベートーベンやブラームス、ワーグナーなど多くの有名な作曲家が生まれました。
ベルリンには多くの音楽学校や大学があり、オーケストラも多く存在します。
本場の音楽を感じる貴重な経験ができるでしょう。
ドイツの音楽大学はほとんどが国立なので学費が安く、年間20万円ほどです。
ただし、物価が高いため生活費についてやりくりや工夫が必要なので注意しましょう。
まずは相談!おすすめ留学エージェント
音楽留学を決めたら情報を知るためにも留学エージェントを利用してみましょう。
おすすめの音楽留学エージェントを5つ紹介します。
それぞれ説明します。
- スマ留
- 留学情報館
- school with
- 留学ワールド
- 留学タイムズ
スマ留
オフィス | 新宿、大阪(オンライン相談も可) |
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特徴 |
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口コミ |
【ポジティブ】
【ネガティブ】
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HP |
留学情報館
オフィス | 西新宿、大阪(オンライン相談も可) |
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特徴 |
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口コミ |
【ポジティブ】
【ネガティブ】
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HP |
参照:留学情報館の口コミと評判
schoolwith
特徴 |
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口コミ |
【ポジティブ】
【ネガティブ】
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HP |
※JAOS認定カウンセラーとは、一般社団法人海外留学協議会が認めた「留学カウンセラー」のこと。
留学コーディネーター、留学アドバイザーとも呼ばれる。
留学ワールド
オフィス | 西新宿・名古屋(オンラインも可) |
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特徴 |
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口コミ |
【ポジティブ】
【ネガティブ】
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HP |
※J-CROSSとは一般社団法人留学サービス審査機構です。
認定制度の運用をすることで、留学を希望する消費者の合理的な選択と安心の確保、留学サービス事業の適正化に寄与していくことを目的としています。
引用元 : J-CROSS
留学タイムズ
オフィス | 新宿(オンラインも可) |
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特徴 |
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口コミ |
【ポジティブ】
【ネガティブ】
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URL |
音楽留学へのステップを知って一歩を踏みだそう
音楽留学への憧れはあっても費用や言語などのハードルが高く、一歩を踏み出す勇気が出せませんよね。
音楽留学には種類があります。
- 音楽大学で学ぶ(長期留学)
- 音楽専門学校で学ぶ
- 講習会に参加する(短期留学)
- 音楽学校&語学学校で学ぶ
自分の目的や現状に合った留学スタイルを見つけましょう。
音楽留学には費用がかかります。
渡航費は、ゴールデンウィークやお盆、年末年始を避け閑散期を利用すると費用を抑えられるでしょう。
国によって学費が無料や低価格の学校もあるので調べてみましょう。
奨学金制度の活用も費用を抑える方法です。
音楽留学を自分一人で決めるのが難しい場合は、留学エージェントを利用しましょう。
利用する際には自分に合った必要なプログラムを選択します。
エージェント業社名や料金だけで選ばないようにサービス内容の詳細も確認しましょう。
海外の音楽クラスでレッスンを受けることは将来に向けての貴重な経験となります。
自分に合った留学スタイルをみつけて音楽留学への一歩を踏みだしてみませんか。
オススメ記事
音楽留学で実力をつけ、将来へのステップにするために最も大切なのは先生選びと言っても過言ではない!今回は、私自身のイタリアでの音楽留学経験を踏まえた上で、先生を選ぶコツをご紹介します。また、音楽留学を成功に収めた体験談もご紹介しますのでぜひ参考にしてください。