都内の音楽大学を卒業し、音楽活動をしています! 習い事として人気の高いピアノ。筆者は習い事としてピアノを始め、その後どっぷりと音楽の世界に夢中になりました。
目次
- 値段の相場はどれくらい?
- 幼児から小学生
- 中学生から高校生
- 大人
- 先生
- ピアノの発表会で人気のプレゼント
- 〜女の子と男の子〜人気プレゼント
- 【男女共通】クッキー
- 【男女共通】ソープフラワー
- 【男女共通】ハンカチ
- 【男女共通】靴下
- 【男女共通】バルーンブーケ
- 【男女共通】ミニブーケ
- 【男女共通】筆記用具
- 【男女共通】クリアファイルセット
- 【男女共通】ペットボトルホルダー
- 【女の子】コンパクトミラー
- 【男の子】ネクタイピン
- 【男性】ネクタイ
- 〜先生〜人気のプレゼント
- 電報お菓子
- ソープフラワー
- バルーンブーケ
- スタンプ
- しおり
- ブックエンド
- クリップ
- プリザーブドフラワー
- プレゼントを渡すタイミングはいつ?
- 〜友達〜
- 〜先生〜
- プレゼントに添えたいメッセージカードの文例は?
- 【文例1】出演者に向けて
- 【文例2】先生へ向けて
- まとめ
習い事として人気の高いピアノ。 ピアノを習っている人であれば、ピアノの発表会があり、演奏後にプレゼントをもらう機会があるでしょう。
筆者も幼稚園からピアノ教室に通っていました。ピアノの発表会の後、先生や親からプレゼントをもらい、嬉しかった記憶があります。 「練習を頑張ってよかった~!」と、プレゼントを見ただけで心が満たされたものです。
プレゼントを送る側としては、幼き日の筆者のように、喜んでもらえるプレゼントを送りたいと考えますよね。
「プレゼントの予算はどのくらいがいいのかな…?」
「どのタイミングで渡そうかな…?」
と迷われている方もいらっしゃるでしょう。
今回は、
- 気になるプレゼントの値段相場
- おすすめのプレゼント
- 渡すタイミング
- メッセージカードの文例
をご紹介いたします。 ぜひ参考にしてみてください。
値段の相場はどれくらい?
初めて自分の子どもが発表会に出る親御さん、初めて発表会に招待された方は、どれくらいの値段のプレゼントがいいか迷う方もいるでしょう。
- 幼児から小学生
- 中学生から高校生
- 大人
- 先生
の4項目に分けてご紹介します。 予算が決まると、プレゼントとして何を買うか選びやすいですよね。
幼児から小学生
幼児から小学生のプレゼントの値段相場は500〜1000円が一般的です。 500円ほどで購入できるミニブーケや、小学生であれば必ず使う文房具を購入できるくらいの予算です。
中学生から高校生
中学生から高校生のプレゼントの値段相場は、2000〜3000円です。 「花束」と「何かもう一つ」でプレゼントを送ることが多いようなので、値段は幼児から小学生より少し上がります。 値段は上がりますが、購入する際は相手が持って帰ることを想定して、あまり大きすぎない物、重すぎない物を購入するようにしましょう。
大人
大人のプレゼントの値段相場は3000〜5000円です。 女性であれば華やかなドレス、男性であればタキシードやスーツなど、かっちりとした衣装を着て演奏される方も多いでしょう。 服装を想定して、少し高めの花束をお送りする方が多いようです。
先生
先生のプレゼントの値段相場は3000〜10000円です。 日頃のレッスンのお礼もかねて、先生の好きな物を購入される方や、大きな花束を用意する方がいるようです。 少し奮発して先生へ感謝の気持ちをプレゼントとともに伝えてみてはいかがでしょうか?
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ピアノの発表会で人気のプレゼント
「結局何をあげたら喜ばれるか分からない…」
「プレゼントとして無難な物はなんだろう?」
とお悩みの方に、下記では人気のプレゼントをピックアップしてみました。
- 女の子と男の子
- 先生
の項目で分かれています。 定番のお花、プチギフトをピックアップしています。 ぜひ、購入する際の参考にしてみてくださいね。
〜女の子と男の子〜人気プレゼント
定番のお菓子や、花束はプレゼントとして外せません。 女の子には、音楽モチーフのものを送るのも喜んでもらえるのではないでしょうか。 男の子はシンプルなものや、音楽モチーフよりはスポーツブランドのロゴが入っているものが喜ばれそうです。
【男女共通】クッキー
プレゼントとしてお菓子は外せません。 クッキーはチョコや飴などと違い、溶ける心配がないため、夏におすすめのプレゼントです。また、味の種類も豊富なので選びやすいのがポイントになっています。 ワンコインからでも購入できる物も多いため、手に取りやすいのではないでしょうか。
【男女共通】ソープフラワー
石鹸でできている花束です。生花のブーケと違い、石鹸なのでお世話の必要がありません。生花同様に良い香りが楽しめます。 購入する際は、相手が持ち帰りやすいよう、あまり大きな物は購入しないようにしましょう。予算として1000円以上を見積もるのがおすすめです。2000円あれば立派なものを用意できます。
【男女共通】ハンカチ
ハンカチなら何枚もらってもうれしいものですし、相手に気を遣わせる必要がありません。デザインも豊富で選びやすいです。 名前の刺繍をしてもらえるサービスがある物もありますので、ぜひ相手の名前を刺繍してみてはいかがでしょうか。 一枚だけでプレゼントするのは少し味気なく感じるので、2、3枚セットで送るか、メッセージカードを添えるなど、工夫して送りましょう。
【男女共通】靴下
学生であれば黒や紺などのスクールソックスを送るのがおすすめです。 毎日使うものなので、いくつあっても嬉しい物なのではないでしょうか。 デザインが派手なものだと、「服装に合わせにくい!」と使ってもらえない可能性があるので、無地のシンプルなものを選びましょう。
【男女共通】バルーンブーケ
花束のように風船を束ねた物です。 風船なので、軽いため小さな子どもでも持ちやすくなっています。生花と違い、お世話の必要がないため、そのまま飾れるのも嬉しいポイントです。 ただ、物によっては大きすぎるので持ち帰りにくいので、買う際はサイズをしっかり確認しましょう。
【男女共通】ミニブーケ
小さめのサイズなので、子どもでも楽に持てるのが嬉しいポイントです。 発表会の季節に合わせて、季節のお花を選んで花束にするとよいでしょう。 花束はお高いイメージがある方もいると思いますが、ミニブーケであれば、ワンコインの500円ほどで買えるものもあります。
【男女共通】筆記用具
年代を問わずいくつ持っていても困らないのが筆記用具です。 鉛筆は楽譜の書き込みで使えますし、クリップは練習している曲がすぐ開けるようにマークしておくのにも使えます。 学生であれば、ピアノのレッスン用に文房具セットを送ると喜ばれるのではないでしょうか。 大人であれば、仕事でも使えそうな少し高めのボールペンを送るのもよさそうです。
【男女共通】クリアファイルセット
ピアノをやっている方は、書き込み用でコピー譜面を使っている方もいます。「コピー楽譜が溜まって整理が大変…」と考える方もいるでしょう。
そこで、楽譜の整理がしやすい、クリアファイルをプレゼントするのがおすすめです。 折れ曲がりやすいため、渡すまでに厚めの紙を入れるなどして折れない工夫をしましょう。 安価で手に入れることができるため、花束と一緒に送るのがおすすめです。
【男女共通】ペットボトルホルダー
ここ数年の夏は猛暑が続いていますよね。外出中、自動販売機でペットボトルの飲み物を買う機会も増えているのではないでしょうか。 ペットボトルの飲み物は、時間がたつと結露ができたり、飲み物の温度がぬるくなってしまいます。
そこでおすすめなのがペットボトルホルダーです。結露を防ぎ、飲み物を冷たく保つことができます。 「買うほどでもないけど、あったら嬉しい」物だと思いますので、プレゼントしてみてはいかがでしょうか。
最後は女の子・男の子・男性に喜ばれそうなプレゼントをご紹介いたします。
【女の子】コンパクトミラー
女性であれば一つは持っておきたいアイテムです。 最近のコンパクトミラーはデザインの凝っている物が多く、鏡として使用するのはもちろんですが、飾り物としても楽しめそうです。1000円ほどの予算で買うことができます。
【男の子】ネクタイピン
男の子、男性であれば持っておきたいのがネクタイピンです。 演奏中もネクタイピンをすることにより、ネクタイのヨレを防いだり、動くのを防いでくれます。音楽モチーフの物は遊び心があり、おしゃれのアクセントになってくれそうですね。 物によっては高価すぎる物もありますので、相手に気を遣わせない値段の物を選びましょう。
【男性】ネクタイ
こちらも男の子、男性であれば何種類か持っておきたいものです。
相手をイメージして選んでみると良さそうですね。 普段使いできるよう、あまり派手ではない色を選ぶのが良いでしょう。 ハイブランドだとそれなりのお値段はしますが、3000円ほどから買えるものもあります。
〜先生〜人気のプレゼント
プレゼントとして欠かせないお花も、先生には少し大きめの花束を用意するのがおすすめです。 また、レッスンで使える実用的な道具は、もらって嬉しいのではないでしょうか。 先生の好みを事前にリサーチして送るのも良さそうですね。
電報お菓子
お菓子に文字を入れ、メッセージを作るプレゼントです。 食べるのがもったいないですが、他人と被ることが少なそうなので、先生の印象に残ること間違いなしでしょう。 日頃の感謝の気持ちをこめてメッセージを考えてみてはいかがでしょうか。
ソープフラワー
ソープフラワーには観賞用と、石鹸として使えるものがあります。 沢山の生徒さんから花束をもらうと思いますので、観賞した後は石鹸として使ってもらえるタイプのソープフラワーがおすすめです。 もちろん観賞として見た目も香りも楽しめますし、お世話の手間がかからないためもらってすぐに飾れるのも嬉しいポイントです。
バルーンブーケ
先生には、大きめで華やかなバルーンブーケを送ってみてはいかがでしょうか。 バルーンブーケなら軽いため発表会後でも持ち帰りが楽そうですよね。
風船に直接メッセージを記載できるものや、ソープフラワーとセットになっているものなどもあるので、見た目がゴージャスになりそうです。 3000円ほどの予算を見積もっておくと立派なものが買えるでしょう。
スタンプ
レッスンで使えるスタンプ。
先生であれば月謝の確認印や、小さな子どものレッスンでたびたび使います。 生徒さんによって使い分けていることもあると思うので、沢山の種類を持っていて損はなさそうです。 作曲家の顔がついた面白いもの、インクが朱色だけでなく青や緑など、カラフルなものもありますので選択肢に困りません。
インクのパットを添えても1000~2000円あれば購入できますので、ぜひ花束も添えてプレゼントしましょう。
しおり
たくさんの生徒さんがいる先生であれば、「どの生徒がどの曲を練習しているんだっけ…?」と覚えておくのが大変です。 そこで、しおりが活躍してくれるのではないでしょうか。本が好きな先生ならそのまま本用のしおりとしても使ってもらえます。 革製の物や、紙のものがありますが、楽譜に挟んで使ってもらうのを想定して、傷がつかないよう薄めの物をプレゼントするのがおすすめです。
ブックエンド
先生は、生徒に合わせた沢山の楽譜を持っているため、楽譜の整理ができるアイテムを送るのもおすすめです。
音楽モチーフがシルエットになっているものもありますので、ピアノの柄をさがしてみてはいかがでしょうか。 持って帰ることを想定して、なるべくコンパクトなものをプレゼントしましょう。2 000円ほどの予算で丈夫なものが買えそうです。
クリップ
いくつ持っていても、貰うとうれしいものです。 教室の配布物を配る際に使ったり、大きめのものであれば楽譜がめくれないように押さえておくのに使えます。 500円ほどで購入できるため、花束などと一緒にプレゼントしましょう。
プリザーブドフラワー
ドライフラワーと違い、長い間色あせず、まるで今咲いているかのような状態を長く楽しめるのがプリザーブドフラワーです。水やりなどのお世話も必要ないので、気軽に飾れます。 フレームに入っているもの、花束のような物など、さまざまな形状があるので選択肢が豊富なのも魅力ですね。 3000円から買えるものもありますが、5000円ほどの予算を見積もると、更に凝ったものを選べます。
プレゼントを渡すタイミングはいつ?
プレゼントを渡すタイミングは重要です。 演奏直後、プレゼントを渡す時間が設けられていれば渡しても問題ありません。 しかし、参加人数が多いなどの理由で、演奏直後はプレゼントを渡す時間を設けていない可能性があります。
- 友人
- 先生
二つに分けて、下記ではプレゼントを渡すタイミングをご紹介します。
〜友達〜
楽屋が用意されている発表会では、出演者が客席に出てこない可能性があります。
- 出番が終わった休憩中
- 演奏会終了後
上記のタイミングがおすすめです。 友達と事前に待ち合わせの連絡をとってから、確実に会えるようにしましょう。
筆者は楽屋が用意されておらず、「自分の演奏時間以外は、ほかの人の演奏を聞いて勉強しましょう!」というスタンスの教室でした。
演奏後、客席でプレゼントを渡している方もいましたが、包装紙や袋の音が鳴ったりすると演奏者の妨げになります。 客席に出演者がいる場合でも、ホール外で渡すべきです。
「休憩中であれば客席で渡しても問題ないかな?」と考える方もいるでしょう。 休憩中であっても、プレゼントの手渡しは客席通路の妨げとなります。エントランスなど、広い場所でプレゼントを渡しましょう。
〜先生〜
先生は、演奏会の主催として動いている可能性が高いです。 基本的に忙しいと考えましょう。
- 演奏会が終わった後
- 忙しそうであれば演奏会後の初めのレッスン
忙しくないタイミングを狙うのがポイントです。
教室の生徒であれば、演奏会後の初回レッスンでゆっくり手渡しするのも良いでしょう。
プレゼントに添えたいメッセージカードの文例は?
プレゼントに、今日の演奏をねぎらうメッセージが添えられていると、「今日のために練習を頑張ってよかった~!」と喜んでもらえます。
今回は、
- 出演者に向けたメッセージ
- 先生に向けたメッセージ
2パターンに分けて文例をご紹介します。
【文例1】出演者に向けて
出演者に向けたメッセージでは、下記のポイントを抑えましょう。
- 送る相手と自分の名前を記入する
- 相手をねぎらう言葉をかける
- 簡潔に書く
演奏者は沢山の方からプレゼントをもらう可能性があり、「誰からもらったものだったかな…?」と覚えられない可能性があります。 名前は、誰から誰へ送ったものか分かるように書くことをおすすめします。
長文でメッセージを伝えたい場合は便箋でかまいませんが、プレゼントにはメッセージカードを添えることが多いです。 メッセージカードは、便箋と違い小さいです。 簡潔にメッセージを伝えましょう。
【例】○○より
【文例2】先生へ向けて
日頃の感謝の気持ちを込めて、先生にもメッセージを添えてプレゼントしてはいかがでしょうか?
- 日頃のレッスンのお礼の気持ち
- 発表の場を作ってくれたことへの感謝
- 簡潔に書く
3点に気を付けて書きましょう。 出演者に向けたメッセージと同じく、メッセージカードは簡潔に書く、読んでいて相手が嬉しくなることを書くのがおすすめです。
【例】○○より
まとめ
今回は、プレゼントの値段相場、おすすめのプレゼント、メッセージの例をご紹介しました。
演奏が終わった後、「良かったよ!」と声をかけてもらうのも嬉しいですが、心のこもったプレゼントがあると演奏者は更に嬉しくなるものです。 また、手書きのメッセージは記念に残りますし、見返した時に嬉しかった記憶がよみがえります。
ぜひ、渡した瞬間の相手の喜ぶ顔を想像してプレゼントを選んでくださいね。