4歳よりピアノを習い、20歳より電子オルガン・コード理論を学びました。 現在は、20年以上継続している自宅でのピアノ教室で2歳からの子どもたちと一緒にピアノの練習をしています。 保育士資格を独学で取得し、保育園にて子どもたちとリトミックや季節の歌を楽しんできました。皆さまのピアノライフのお役に立てるようにピアノの魅力をたっぷりお届けします。
目次
- オンラインレッスンとは?
- 対面レッスンとの違いは?
- オンラインレッスンの得意なこと
- オンラインレッスンの苦手なこと
- オンラインレッスンのメリット・デメリット
- オンラインレッスンを受ける4つのメリット
- 1. 自宅で気軽にレッスンを受けられる
- 2. 時間短縮になる
- 3. カメラの使い方次第で細かいところが見れて理解しやすい
- 4. レッスンを録画ができる場合もある
- オンラインレッスンを受ける5つのデメリット
- 1. 音質が不安定
- 2. そもそもWi-Fi環境がないとできない
- 3. 自分の楽器がないとできない
- 4. 細かい指示が伝わりにくい
- 5. 家族が気をつかう
- オンラインピアノレッスンには何が必要?
- 事前に必要なものはこれ!
- 始めるまでの流れ
- カメラの位置・設定方法は?
- オンラインレッスンでおすすめの教室10選
- よこやま音楽教室
- ジュネーブ岡田真季(上級者向き)
- 島村楽器
- オンラインピアノ教室カンパネラ
- 出張音楽レッスンエルパ
- るるオンラインこども音楽教室
- アヤピアノサロン
- おうちでピアノMyLesson
- JUN音楽教室
- 音楽の部屋Muoom
- オンラインレッスンを上手に受けるためにできること
- オンラインレッスンを受けるコツ
- 演奏動画を講師に送る
- 質問をまとめておく
- 練習する楽譜名、曲名を講師に伝えておく
- オンラインレッスンに向いている人
- まとめ
あなたはオンラインでピアノレッスンを受けたことがありますか?
コロナ禍で需要が増えたピアノのオンラインレッスンですが、上達が遅い、受講料が高いと続かない、やり方がわからないなど不安もあるでしょう。
オンラインレッスンのメリットデメリットや必要な準備、教室の選び方、受講の際のヒントをまとめました。
参考にしながら、オンラインレッスンを楽しんでみてくださいね。
オンラインレッスンとは?
オンラインレッスンとはビデオ通話を使ってピアノレッスンを行うことです。
自宅から気軽にピアノレッスンを受けられます。
対面レッスンとの違いは?
皆さんが知っているピアノレッスン(この記事では対面レッスンと表記)では、手や指、ピアノを弾くときの姿勢、身体の使い方まで丁寧に指導してもらえます。
また、同じ部屋や同じ空間にいると、音色や息づかい細かいニュアンスなども感じ取ることができます。
しかしオンラインレッスンでは、上記の学びが難しくなるため「これ」が違いといえるでしょう。
オンラインレッスンの得意なこと
視覚を使ったレッスンがオンラインレッスンには向いています。
カメラの使い方次第で細かい部分、具体的には手や指の動き、鍵盤の弾く場所などを拡大して見れるのでわかりやすいです。
また、教室内交流やピアノ音源を使わない楽典などのグループレッスンでは、参加者全員の顔を見ながら参加できるので一体感が感じられます。
オンラインレッスンの苦手なこと
ピアノのオンラインレッスンでは音を出すのですが、伝わり方や聞こえ方にタイムラグがあることでレッスンが受けにくく、やりにくい苦手な部分になります。
オンラインレッスンのメリット・デメリット
ここからもう少し詳しくオンラインレッスンについてのメリット、デメリットを見ていきましょう。
オンラインレッスンを受ける4つのメリット
1. 自宅で気軽にレッスンを受けられる
体調が優れないときも他人に気遣わなくてよく、天候が悪いときでも休まずにピアノレッスンが受けられます。
また、引越しして遠方からでもビデオ通話ができれば同じ先生に習えますね。
引越し先で新しい先生を探さなくてもいいし、同じ先生だと安心です。
近所にピアノ教室がない場合でも気軽にレッスンを受けられるのは大きなメリットといえるでしょう。
自宅からレッスンを受けることで、練習環境についてのアドバイスがもらえる場合もあります。
例えばピアノと座る位置の距離について、近すぎていないか?
椅子の高さは生徒さんに合っているのかなど講師は見てアドバイスができます。
子どもの場合
足台は使っているのか?
周囲に集中力を奪うものが置いていないかなど練習環境についてアドバイスがもらえるでしょう。
自宅の練習環境は自分では気が付きにくいものです。
ピアノ講師からアドバイスをもらうことでよりピアノ練習に適した空間が作れます。
2. 時間短縮になる
ピアノ教室に通わなくてもいいので「通うための時間」がいりません。
また、自分の楽器でレッスンを受けるため、レッスン直後の内容を覚えているうちに復習ができます。
記憶は時間とともに忘れるため、内容を覚えている間に復習できることは記憶の定着につながるでしょう。
親御さんの送り迎えの時間が省けることもメリットです。
3. カメラの使い方次第で細かいところが見れて理解しやすい
カメラの向きを工夫したり、近寄って拡大することで細かいところが見やすくなります。
例えば初心者の場合、鍵盤の場所や移動のやり方を「見て」学べます。
音読みでは、和音の積み重ねや臨時記号がどの音についているのかなど拡大すると一目瞭然です。
手や指の使い方については、カメラの向きを工夫することで動かし方がより細かく見られてわかりやすいでしょう。
オンラインレッスンは、視覚を使った学びが得意なため、楽典の説明なども資料を講師と一緒に見ながら学ぶことが可能です。
4. レッスンを録画ができる場合もある
レッスンを録画してもらえる教室なら、復習動画として活用できます。
動画を見て復習できると、もう一度レッスンを受けているみたいでお得に感じますね。
オンラインレッスンを受ける5つのデメリット
次に、オンラインレッスンでのデメリットを見ていきましょう。
1. 音質が不安定
オンラインレッスンでは音質が不安定なため、音色や強弱、細かいニュアンスなどが伝わりにくいです。
講師のお手本の演奏を聞いてもわかりにくいかもしれません。
またピアノの音や声にタイムラグが起こるため、連弾ができない、講師のお手本演奏も音と手の動きがずれて見にくいなど不具合も起こります。
電波状況によっては、画像が途中で止まったり音が途切れるなどのトラブルも起こるでしょう。
2. そもそもWi-Fi環境がないとできない
オンラインレッスンはビデオ通話を使用するため、Wi-Fi環境がないとオンラインレッスンは不可能です。
そして、ビデオ通話をするためのデバイス(スマホ、タブレット、パソコンなど)がないとできません。
また、デバイスの置き場を工夫する必要があります。
スマホだと画面が小さいため見にくい場合もあるでしょう。
そもそも、これらの準備をするのが面倒というデメリットもあります。
3. 自分の楽器がないとできない
オンラインとはいえ、レッスンではピアノを弾く場面があります。
生徒さんの演奏に対して講師から指導があるスタイルは対面レッスンと同じです。
そのため自分用の楽器がないとレッスンは成り立ちません。
住環境により音が出せないときは講師に相談が必要になります。
自分用の楽器と合わせて、楽譜も持ち合わせていないとピアノの演奏はできません。
4. 細かい指示が伝わりにくい
初心者にとって専門用語はわかりにくい言葉です。
「何小節目から」「クレッシェンドの始まりから」「フォルティッシモのところで」などと、急に言われてもわからないでしょう。
講師側も生徒さん側もあらゆることを言葉にして伝える必要があるオンラインレッスンなので、言葉やイメージで伝える工夫が必要になります。
5. 家族が気をつかう
オンラインレッスンでは、カメラの位置によって家の中が丸見えになります。
家の中を見られたくない場合、アプリを使えば背景を調整する機能がついていますが、ピアノを弾く手元や姿勢が見づらくなるためおすすめしません。
家族にレッスンを見られたくない、恥ずかしいなどの気持ちがある方は、集中力も続かないでしょう。
教室に通う時間が不要な分、オンラインレッスンの時間に合わせて素早く気持ちの切り替えをする必要もあります。
レッスン中に訪問客があると、対応のため生徒さんも講師も集中力が途切れてしまいます。
子どもの場合
子ども自身が集中できる環境が必要です。
兄弟姉妹がいればレッスン中は静かにしてもらう、ピアノの周囲におもちゃやテレビ、ゲーム機などを置かない、指示が通りにくい場合は、おうちの方のフォローが必要などレッスンに協力いただくことが増えます。
そして、子どもの場合は特に気持ちの切り替えが難しいです。
オンラインレッスンギリギリの時間までゲームをやっていた、機嫌が悪い、お腹が空いている、おうちの人がすぐそばにいるなど、対面レッスンでは我慢できることも自宅という環境になると甘えも出て、子どもの集中力が欠けてしまい、レッスンが成り立たなくなる恐れがあります。
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オンラインピアノレッスンには何が必要?
メリットやデメリットがわかったところで、オンラインレッスンに必要なものや方法についてまとめてみました。
事前に必要なものはこれ!
準備するものは、Wi-Fi環境、楽器、ビデオ通話ができる端末、楽譜です。
どれが欠けてもオンラインレッスンは成り立ちません。
始めるまでの流れ
オンラインレッスンの申し込みをし、日時を決めます。
ビデオ通話には、zoomやSkype、LINE電話、FaceTimeなどを使用します。
使用するものを決めましょう。
zoomやSkypeはアプリをダウンロードする必要がありますが、面倒なアカウント登録や作成等は不要です。
講師からURLが届いたら、そこをタップし接続します。
不安な方は、レッスンが始まるまでに接続テストをしておくことをおすすめします。
カメラの位置・設定方法は?
カメラの位置は、演奏している手元が見えることが大切です。
講師はオンラインレッスンであっても弾き方を見ています。
ピアノの上にカメラを置いて顔を真正面から映すのではなく、弾いている横から映すのがおすすめです。
弾いている手元が見えるおすすめの設置場所はピアノの端です。
スマホやタブレットを立てかけるように設置しましょう。
不安定な場合は、ハンドタオル等で抑えると安定します。
そして弾いている姿も見える方が良いでしょう。
姿勢や座り方についてのアドバイスがもらえますよ。
スマホなどのカメラを使う場合、三脚があると安定して設置できます。
オンラインレッスンでおすすめの教室10選
オンラインレッスンをやっているピアノ教室はコロナ以降多くなりました。
選びにくいと感じられたこともあるでしょう。
教室を選ぶポイントはマンツーマンがおすすめです。
なぜなら指示が通りにくいオンラインレッスンでは、講師の対応やサポートが丁寧であると安心してレッスンを受けられます。
またオンラインレッスンのメリットデメリットを理解している講師であることも大切です。
メリットを最大限に生かしたレッスンは生徒さんにとっても学びは多いでしょう。
オンラインレッスンでのおすすめ教室をご紹介します。
よこやま音楽教室
エリア | 秋田県 |
料金 | 入会金2000円、子ども30分2200円/回、大人30分3300円/回 |
レッスン形態 | 2歳からシニアまで対応 対面、オンラインレッスンの2コース |
特徴 | ・楽しく学んで人間力アップ ・自分で考え主体的に行動する力を育むレッスン ・通常レッスンとカラダに痛みのある方や脱力できない方のレッスン |
ユーザーレビュー | ・一人ひとりに合ったレッスンがとても良い ・一人ひとりに合ったペースでレッスンをしてもらえる ・丁寧に教えてもらえる |
ジュネーブ岡田真季(上級者向き)
エリア | ジュネーブ在住講師 |
料金 | レッスン定期コース45000円、ワンレッスン50~60分、6ヶ月以内に5回レッスン |
レッスン形態 |
対面、オンラインレッスンの2コース 〈オンラインレッスンの流れ〉 演奏ビデオを送る→アドバイスジャーナルと楽譜への書き込みPDF→ オンラインレッスンでリアルタイム指導 |
特徴 |
・質の高い講師 ジュネーブを拠点にピアニストをされている講師、 フランス留学の経験やピアニストとして学ばれたことも指導に活かされている ・生徒さんの目的に合わせた指導法 オンラインレッスンでは事前にミーティングを行い、受講者の目的に合わせたレッスンをしている |
ユーザーレビュー |
・事前に希望を聞き、演奏動画も聞いてもらえるので、 対面3回分のレッスンを見ていただけたように感じ、満足感に満たされた ・レジュメが確認しやすくてよかった |
島村楽器
エリア | 全国 |
料金 | 入会金6600円、曜日時間固定25分レッスン6600円月2回 |
レッスン形態 | 対面、オンラインレッスンの2コース |
特徴 | ・経験豊富な講師のレッスン ・楽器の修理やメンテナンスなど困ったこともサポート |
ユーザーレビュー |
・移動時間がないから時間も節約できたし、コロナのしなくても安心して練習ができることが一番いいです。 ・引っ越すことになりましたがオンラインでレッスンを続けられています。 |
オンラインピアノ教室カンパネラ
エリア | 東京都杉並区 |
料金 | 入会金15000円、体験レッスン2000円/35分、子ども30分8000円/月 |
レッスン形態 | 東京都杉並区にあるラメールピアノ教室を母体にしたオンラインピアノ教室。 オンラインでのレッスンに慣れ親しんでもらうためのトライアル期間を設けている。 4歳半からレッスンを受けられる。 |
特徴 | ・マンツーマン指導 ・コミュニケーション重視のオンラインレッスン ・オンライン上で定期的にイベントや発表会を開催している ・オリジナル教材も使用し楽しく学べる |
ユーザーレビュー |
・先生は優しくてきちんと教えてくれます。 ・好きな曲を丁寧に教えてくれます。 |
出張音楽レッスンエルパ
エリア | 全国 |
料金 | 入会金2000円、30分9900円/月 |
レッスン形態 | 生徒様の成長や生活スタイルに合わせて様々な時間設定ができる。 3歳からピアノレッスンが受けられる。 3歳以下は、リトミックのご案内が可能。 |
特徴 | ・どんな先生が担当するのか、事前にプロフィールでチェックできる ・先生と相性が合わないなど、状況に合わせて新たな先生を紹介してもらえる ・受験など希望に応じて最長1年の休会制度がある |
ユーザーレビュー |
・家でのレッスンなので、上達しているのがわかる。 ・自分から練習をするようになり、演奏する楽しさが身についた。 ・毎回楽しくレッスンを行っていただけてうれしく思います。 |
るるオンラインこども音楽教室
エリア | 全国 |
料金 | 入会金10000円、10000円/月、月9~12回レッスン |
レッスン形態 | 4歳〜10歳が対象 大人のためのコード奏レッスンコースもある。 全てのコースがレッスン受け放題。 |
特徴 |
・お子様と心を通わせて、お子様の興味ある方向に導いて伸ばし、「心から楽しいと思える音楽」を提供している ・イベントは「子どもの心に残る」をモットーに開催されている ・レッスン受け放題で練習がいらない日本初のレッスンシステム ・日本初のオンライン専門の音楽教室 ・楽譜を見て弾くレッスンではなく「創る音楽レッスン」が中心 |
ユーザーレビュー |
・たくさんの友達ができて楽しいです。 ・親から「練習しなさい」と言われなくなりました。 ・メロディー創作のできるレッスンはここでしか受けられないと思います。 |
アヤピアノサロン
エリア | 兵庫県 |
料金 | 入会金記載なし、40分レッスン7000円/2回/月 |
レッスン形態 | zoomやLINEなどを使った対面式オンラインレッスンと動画添削レッスンの両方を含む |
特徴 |
・リアルタイムのリモートレッスンにビデオ授業もあるので繰り返し見ることができる ・クラシック以外のジャンルにも対応可能 ・オンラインでのリモートレッスンにおいて、悩みや相談に対し細やかにサポートしている ・対面レッスンでは、ジャズやクラシックから弾き語りなど様々なコースがある |
ユーザーレビュー | 記載なし |
おうちでピアノMyLesson
エリア | 徳島県 |
料金 | 入会金3000円、チケット制と月謝制、1ヵ月のレッスン回数まで、生徒様自身が選べる。 おすすめ月4回コース30分/回6400円 |
レッスン形態 | 絶対音感レッスン、幼児向けレッスン、小学生以上向けレッスン、大人向けレッスン、 1曲完成レッスン、幼稚園教諭・保育士受験用レッスンなどコースが多彩。 |
特徴 |
・生徒さんのご希望に合わせたレッスンを講師がカスタマイズするオーダーメイドレッスンを提供 ・小さなお子様には絶対音感レッスンあり |
ユーザーレビュー |
・その日の子どもの気分に合わせてレッスン内容を変えてもらえるので、嫌がらずに続けられています。 ・横からのカメラで手の形を教えてもらえるので、子どもも真似して手の形を覚えました。 ・はじめはzoomの接続が不安でしたが、うまく接続できるまで丁寧に教えてもらえました。 |
JUN音楽教室
エリア | 横浜 |
料金 | 入会金無し、おすすめカスタム・フルサポートコース18000円/月 (1ヶ月まるごとサポートするコースで、内容は月1回zoomレッスン、動画アドバイスレッスン1回、メール・LINEメッセージでのサポート、専用掲示板、オンラインサロンの利用※条件あり) |
レッスン形態 | 大人のためのオンラインレッスン、コード活用法を取り入れたレッスン、 どのコースも毎回希望のレッスン日を予約する |
特徴 |
・「趣味だけど本気」のレッスン ・休会制度もあり ・練習のためのエクササイズ楽譜、コード表、練習カラオケなどサポートが充実している |
ユーザーレビュー |
・頑張る方向を間違ってた!これなら上達しそう! ・伴奏のパターンを覚えてアレンジにも挑戦しています。 |
音楽の部屋Muoom
エリア | 東京都、埼玉県 |
料金 | (入会金)会員登録無料、月3回8000円/月、チケット制1枚3000円40分レッスン |
レッスン形態 | 音楽初心者の大人向けコース、その他ピアノコース、ピアノwith英会話コース |
特徴 |
・全国各地で教室所属講師による対面レッスンも受講できる ・オリジナル楽譜を販売している ・1レッスン(40分)から月単位など都合に合わせて自由に選べる ・子どもから大人まで幅広く楽しめるカリキュラムが豊富 |
ユーザーレビュー |
・上手に弾けなくても中途半端にせず、最後まで取り組むようになった。 ・仕事をしていて毎週同じ時間に行くことが難しかったが対応いただけた。 |
オンラインレッスンを上手に受けるためにできること
オンラインレッスンには「できること」と「できないこと」があります。
上達が遅い、上達が難しいイメージを持たれる方もいらっしゃるでしょう。
でも対面レッスンでも「できること」と「できないこと」はありますし、通常の対面レッスンとレッスン内容が大きく変わらないため「上達が遅い、難しい」とは言い切れません。
オンラインレッスンを上手に受けるためにはコツがあります。
「レッスン前」にできることですので取り入れてみましょう。
オンラインレッスンの質が変わりますよ。
オンラインレッスンを受けるコツ
演奏動画を講師に送る
Wi-Fiの環境によって音質がすぐれない、タイムラグがある、音が途切れるなどを防ぐために、レッスン前に講師へ演奏動画を送ることをおすすめします。
オンラインレッスンでは予期しないことでレッスン時間を取られる場合もあるからです。
そして、ビデオ通話を通して演奏を聞いてもらうより動画にした方がニュアンスは伝わりやすくなります
特に長い曲の場合や上級者にはおすすめです。
講師は演奏を聞いただけで、改善ポイントや指導内容を考えることができます。
効率よく時間を使うためにも演奏動画を活用しましょう。
質問をまとめておく
指示が伝わりにくいオンラインレッスンでは、お互いに内容を理解するのに時間がかかる場合があります。
コミュニケーションがとりにくいオンラインレッスンでは、内容理解のためにいつも以上に集中力が必要です。
指導を受けるための時間を確保できるように質問したいことをレッスン前にまとめておきましょう。
質問するのを忘れてしまうミスも防げますよ。
これは対面レッスンでも必要な準備といえます。
練習する楽譜名、曲名を講師に伝えておく
何をレッスンで練習するのか、講師も生徒さんも理解しておくことでスムーズに練習に取りかかれます。
講師は何人もの生徒さんを抱えています。
レッスン前に教えていただけると頭の切り替えがしやすくなり助かるでしょう。
生徒さんも何をするのか内容を理解していると気持ちの切り替えがしやすくなりますよ。
積極的な態度でのレッスンは身につくものも多いです。
オンラインレッスンに向いている人
自ら学ぶ意思を持っている人、練習を積み重ねられる人、練習の目的が明確な人です。
これらは対面レッスンでも必要な内容ですが、いつも以上に集中力が必要で自ら内容を理解しにいかないと、オンラインレッスンでの学びは少なくなるでしょう。
まとめ
難しいと思われがちなオンラインレッスンですが、Wi-Fiの環境が整っていて、楽器があるなど準備ができる方はぜひチャレンジしてみても良いのではないでしょうか。
やってみると、思っていたより「簡単」と感じられるかもしれません。
ピアノレッスンを受講するときの積極的な学びが上達につながるのは、オンラインでも対面でも同じです。
可能であれば、オンラインレッスンと対面レッスンを併用してピアノを習うことで、デメリットを補い合えます。
このレッスンは「ハイブリットレッスン」ともいわれます。
ピアノのレッスン形態は選べる時代です。
あなたに合ったレッスン形態は、オンラインレッスン、対面レッスン、ハイブリッドレッスンのどれですか?
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